初夏にピッタリのヨーグルトときゅうりのドレッシング──松田美智子の「くらしの歳時期」
撮影・鍋島徳恭
ヨーグルトドレッシング
初夏にピッタリのヨーグルトときゅうりのドレッシング
インド料理レストランでヨーグルトサラダのライタを食べ、ヨーグルトを普段のメニューに取り入れたくなりました。サラダの材料がレタスときゅうりしかない時によく作ります。これから夏にかけて、レタスもきゅうりも美味しくなります。レタスをナイフとフォークで食べると、食感が良くなってなんでもないサラダがご馳走に変わります。レタスをケーキのように包丁で切って器に盛り付けるだけ。見た目も変わるので、おもてなしにもおすすめです。私はヨーグルトを大豆ヨーグルトにして植物性たんぱく質補給に役立てています。
サラダの一味ランクアップにディルが欠かせないのですが、買うと高いし、使いきれない事がしょっちゅう。でも、テラスでハーブを育てるようになって、「あっ! ディルがない」という悲しい事がなくなりました。仕上げにクリスピーなベーコンや、ローストしたナッツなど食感のいいものをプラスするとさらに美味しくなります。
ヴィネガーの量は味をみて調整を
【ドレッシングの材料】
プレーンヨーグルト…1カップ
玉ねぎすりおろし…1/4カップ
はちみつ…大さじ1
白ワインヴィネガー…大さじ1と1/2
塩…小さじ1
白胡椒…少々
きゅうり…1/2本(種を除き5mm角に切る)
【作り方】
上記、ドレッシングの材料をすべて混ぜ合わせ、味をみて調える。冷蔵庫でレタスと共に15分冷やす。
レタスを好みの大きさの櫛形に切って完成したドレッシングをかけ、ディルをあしらう(ディルは刻んでドレッシングに混ぜても)。
ヴィネガーをレモン汁に替えたり、塩の代わりに柚子胡椒・薄口醤油各少々で和風にしたりと好みでアレンジを。じゃこや干しエビを散らすのもおすすめ。
『クロワッサン』1143号より
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