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デッドスペースを活用!DIYで収納力を上げる。初心者のためのDIY心構え7カ条

片づけをしていて、「この場所にぴったり収まる棚があればいいのに」と思ったことはないだろうか?既製品でいいものがなければ、自分で作ってしまえばいい!ということで、DIYに挑戦してみよう。ホームセンターに行けばさまざまな材料や便利なツールがあり、好みのものを作る楽しみもある。

\ぴったりサイズで、棚の数や幅も自由自在!/

デッドスペースを活用!DIYで収納力を上げる。初心者のためのDIY心構え7カ条

初心者のためのDIY心構え7カ条。

DIYで収納用の棚などを作る時に知っておきたいことを、カインズDIYキャプテンの東岡優子さんに聞いた。

1. 安全性が最優先!小さいものから挑戦しよう。

収納したいものや置く場所に合わせてサイズや形を自由に決められるのがDIYのいいところ。でも、「ものを置いたら棚が傾いた」「釘が出っ張っていて手を怪我した」「安定が悪くて、地震で倒れてしまった」となっては大変。地震や火事などの災害も考慮に入れつつ、安全性が第一ということを忘れずに。まずは小さいものから作ってみましょう。完璧に作れなかったとしても、そこで学んだ経験は次に生かせるはず。

まずはコンパクトな台や棚から作ってみてコツをつかむ。
まずはコンパクトな台や棚から作ってみてコツをつかむ。

何を置きたいかを想定し、耐荷重を考える。

棚に何を置くかを考えてみましょう。写真立てや小物などの軽いものを並べるくらいならあまり気にしなくていいけれど、重いものを載せる棚や、人が座る椅子を作る場合は、その重みに耐えられるかを考える必要があります。耐荷重を知るには、使用する金具に記載されていればそれを参考に。作った後に、実際に使ってみて追加で補強することもできます。重いものに耐えうるものを作るほうが、難易度が高いです。

使い道をイメージできれば、必要な道具や材料も明確になる
使い道をイメージできれば、必要な道具や材料も明確になる

3. 備え付けにするか、移動可能なものにするか?

壁に設置する棚の場合、壁に直接ビスを打ち込んで備え付けにするほうが強度は高まります。でも、初心者には心理的なハードルが高く、賃貸物件では壁に穴を開けることはできません。そのため、初心者の方は移動や分解が容易なものをおすすめします。木材と天井の間にはさんで固定できるアジャスター付き、キャスター付き、といったものであれば移動させられるので挑戦しやすいと思います。

取り外しやすければ、位置の調整も可能
取り外しやすければ、位置の調整も可能

5. 設置したい場所が決まったら、きちんと寸法を測る。

設置したい場所が決まったら、そこにちゃんと収まるサイズの棚を作るために、正確な採寸が欠かせません。面倒がらずにきちんと測りましょう。小さいものなら1人でも大丈夫ですが、大きな棚などを作る場合は、大人2人で測ったほうが、ズレが生じにくいでしょう。もし採寸に失敗しても、長過ぎればカットする、短ければ端材を挟むなど、柔軟に対応できるのもDIYの利点なので、失敗を恐れずに!

採寸は重要な作業。傾きのないように測ろう
採寸は重要な作業。傾きのないように測ろう

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