みんなの介護の「困った」を解決!介護中のペット問題、どんなものがある?
介護をしながら暮らしていく中で〝困った〟ことは、随所に潜んでいる。ケアマネジャー、カフェ店長の森岡真也さんに役立つ情報や気をつけるポイントを聞きました。
イラストレーション・山田美津子 文・殿井悠子
Q. 介護中のペット問題、どんなものがある?
A. 後から問題が山積みに、まずはかかりつけ医を
介護状態になる前に対処しておきたい問題の一つが、ペットのこと。
「散歩やしつけができなくなって、暴れたりして近隣に迷惑をかけたり、トイレの不始末で衛生面が悪くなったり。食事や水分を充分に与えられずペットの健康状態が維持できなくなるなど、大変な状況をたくさん見てきました」
と、森岡さん。犬は予防接種歴の有無などで異変に気づきやすいが、猫は気づきにくく、問題が後から見えてくることも多い。
環境省が作成した『共に生きる 高齢ペットとシルバー世代』というパンフレットが参考になる。まずは、かかりつけの動物病院を見つけ、何かの場合には一時的にペットを預けられる場所や人を複数確保しておくと、いざというとき助けになる。
『クロワッサン』1134号より
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