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元気なうちに少しずつ、親と始める終活ガイド「デジタルデータ編」

子どもが先導したい親の終活。優先してやっておきたいことと、話を引き出すひと言を聞く。

イラストレーション・井上沙紀 文・中嶋茉莉花

見られていいかを基準に仕分け、パスワードを整理

重要書類、写真や動画、個人史など。情報が満載なPC、スマートフォンなどには家族がアクセスできるようにしておきたい。

「生前でも親の入院時などにアクセスが必要になる場合もあります。次の2つは最低限やっておきたいこと。死後、家族に見てほしい情報を『家族へ』というフォルダにまとめ、重要アプリはトップ画面に並べてもらえたらベストです」

パソコンやスマホのパスワードを控える

PCやスマートフォンを貸してもらい、その流れで、IDやパスワードを聞いておきたい。

「親が消極的なら、『紙に書き出し、家族にだけわかる場所に保管しておいて』とお願いをしましょう」

聞き方:ちょっとパソコン貸して。

交友関係をリストにまとめる

親世代でも近しい人とはSNSでやりとりする時代。紙のアドレス帳以外に友人リストをまとめた先があるか、確認したい。

「本人が亡くなった場合に連絡してほしい相手まで把握できるといいですね」

聞き方:家の電話帳って使ってる?

 

家族に知られたくない秘密のデータがあれば事前に対策してもらう

パスワードの共有を嫌がる親には隠し事があるのかも。

「『推しの写真を保存していて恥ずかしい』といった話なら問題ありません。でも不倫の事実などが判明すれば、こちらが傷つくことに。スマートフォンやPCの中は家族に見られるものだと伝えておくことが、対策を促すことにつながります」

akareco(アカレコ)
IDやパスワード、口座番号などの管理を委託できる。死後、設定しておいた継承者に渡したい情報だけが引き継がれる仕組み。知られたくない情報の削除も代行してくれる。月495円(akareco mail:info@akarecord.com)

  • 奥山晶子

    奥山晶子 さん (おくやま・しょうこ)

    終活プランナー

    日本初の喪主向け葬儀実用誌を発刊後、終活分野で幅広く活躍。著書に『ゆる終活のための親にかけたい55の言葉』(オークラ出版)。

『クロワッサン』1134号より

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