1,000円以下のプチプラ 話に花咲く、最旬手みやげ
撮影・砺波周平 スタイリング・肱岡香子 構成&文・一寸木芳枝
【1,000円以下のプチプラ手みやげ。】
レティシア|塩チーズケーキ
お酒と一緒に味わいたい大人の味。
「誰に贈っても絶賛される名品。」(「ヨーガンレール」プレス/武 安輝子さん)
東京・祐天寺駅に店を構える地元に愛されるパティスリー。「塩チーズケーキは、チーズの酸味とイチジクの甘酢っぱさ、そして塩の旨みがワインとよく合います。オーナーの藤本知子さんがおひとりで作られているので、数量は限定。夕方に行くと売り切れている時もあるので、早い時間にぜひ」(武さん)。
マイスター工房 八千代 銀座|天船 巻きずし ハーフ
きゅうりは最後に食べてください。
「軽めの差し入れに喜ばれます。」(フードライター/小寺慶子さん)
兵庫県・多可町の本店では、1日に1500〜2000本を売り上げるという名物巻き寿司が昨秋、東京に進出。「素朴なおいしさに〝ひと口惚れ〞で会食後というのに1本完食したことも。厚焼き玉子からかぶりつき、甘濃ゆい具材を堪能したら、最後はきゅうりで後味さっぱりと」(小寺さん)。
瑞花(ずいか)|うす揚 柚子こしょう味
青唐辛子と柚子胡椒の風味が絶妙。
「ビールのつまみに食べると止まらない。」(料理家、作家/樋口直哉さん)
ごく薄のせんべい生地を高温の油でカラッと揚げ、独特のサクッと軽い口当たりで人気の〈うす揚〉シリーズ。お米の風味を生かす素材を吟味し、職人が一枚一枚手で揚げ、味付け、袋詰めを行う。「新潟県が誇る米菓のひとつ。一度手を出すと危ないです(笑)」(樋口さん)。
パパブブレ|潤いミックス BAG
喉が喜ぶフレーバーがたっぷり。
「忙しい友人へのプチギフトに。」(スイーツライター/ chicoさん)
乾燥が気になる今の時季にぴったりのお洒落なのど飴。人気のハチミツレモンを筆頭に、ジャスミンピーチ、ベリーカモミール、ジャバラオレンジの4種類をパック。「仕事中でもさっと食べられるし、断面にお目見えする〝潤〞の文字にもホッと癒やされます。自分用にも購入したい」(chicoさん)。
両国とし田|すもうねこ どら焼き
100年以上愛される下町の半生菓子。
「小ぶりサイズで食べやすいのもいい。」(編集F)
漫画家のはすまるさんによる4コマ漫画『すもうねこ』の焼き印が押されたどら焼き。2011年の発売以来、店の看板商品。しっとりもちもちの生地がやみつきになる人も多い。「上品な甘さに加え、力士の焼き印は両国に縁のない西東京の人には特にウケます」(編集F)。
はやし|ちりめん山椒
その日に売る分だけ朝炊くからおいしい。
「採算度外視の安さも魅力。」(ライター/大和まこさん)
「東寺の〝弘法さん〞、北野天満宮の〝天神さん〞と呼ばれる京都のお寺の市で、83歳の女将さんが販売。京都に数あるちりめん山椒の中でも、品よく優しい味わいが魅力。店は御所南にあり、営業時間は不定期ですが、電話注文も受けてくれて全国発送もOK」(大和さん)。ご飯のお供や酒の肴にもぴったり。
広告