ワインにも合う、イタリアンお好み焼き【瀬尾幸子さんのレシピ】

お好み焼きに欠かせないソースとマヨネーズの鉄板コンビも、レモンと粉チーズの力でイタリアンな味わいに変身。卵を多めにして、トルティーヤ風に焼き上げるのもおいしさの秘密。

【材料（2人分）】
キャベツ 1/6個（200g）
豚バラ薄切り肉 100g
生地［卵 2個、薄力粉 2/3カップ、水 2/3カップ、鶏ガラスープの素（顆粒）小さじ1/2、塩 小さじ1/3］
トマト 1/2個
ルッコラ 適量
ソース［中濃ソース 大さじ1と1/2、マヨネーズ  大さじ1、レモン汁 小さじ1］
粉チーズ 大さじ2
オリーブ油 大さじ2
こしょう少々

【作り方】
1.キャベツは1cm角に、豚バラ肉は10cm幅に切る。
2.生地の材料をすべてボウルに入れて混ぜ合わせ、キャベツを加え混ぜる。
3.フライパンを中火で熱し、オリーブ油をひいて、豚肉を並べる。生地を流し入れ、弱めの中火にして3分ほど焼く。
4.裏返し、さらに3分焼く。菜箸を刺してみて、生焼けの生地がついてこないようなら器に盛り、1cm角に切ったトマトと10cm幅に切ったルッコラをのせ、こしょうと粉チーズをふる。ソースの材料を混ぜ合わせてかける。

どの家の冷蔵庫にも必ずある、マヨネーズにケチャップ、ソース。すぐに味が決まって便利な一方で、いつも同じ使い方になってしまう……という声も。

「意外な調味料を加える、あるいは互いに混ぜ合わせると、新鮮な味わいが楽しめます」

とは、料理家の瀬尾幸子さん。

「マヨネーズは味のまとめ役になり、油分の少ない和食に少しコクを加えたい時にも便利です。ケチャップは、独特の甘さをしょうゆや辛みのある調味料で引き締めて使うと大人風に。凝縮された野菜のうまみがたっぷりのソースも、酸味を加えて“味変”したり、隠し味にもおすすめです」