イカとインゲンのエスニック焼きそば 【今井亮さんのレシピ】
迷い無用のシンプルな手順で作る、ワンランク上の焼きそばとは。
撮影・黒川ひろみ スタイリング・矢口紀子 文・板倉みきこ
イカとインゲンのエスニック焼きそば
ナンプラーやオイスターソースで魚介の旨味が凝縮。レモンの酸味や香菜を加えて、夏にふさわしいひと皿が完成。
【材料(2人分)】
蒸し麺 2玉
イカの刺身 100g
インゲン 14本
生姜のみじん切り 1かけ分
香菜 4枝
レモン 1/2個
塩 少々
サラダ油 大さじ1と1/2
合わせ調味料A[ナンプラー 大さじ1と1/2 酒 大さじ1 オイスターソース 小さじ2 砂糖 小さじ1 ごま油 小さじ1]
【作り方】
1.インゲンは硬い部分を切り、1cm幅の斜め切りにする。香菜はざく切り、レモンはくし形切りにする。Aを混ぜる。蒸し麺は袋ごと皿にのせて電子レンジ(600W)で1分加熱しほぐす。
2.フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱して蒸し麺を広げ、両面に焼き色がしっかりついたらほぐして取り出す。
3.残りのサラダ油を強めの中火で熱し、生姜をさっと炒める。インゲンを加えて1分炒め、イカを加えて色が変わる程度にさらに炒めて塩をふる。
4.蒸し麺を戻し入れ、Aを加えたら炒め合わせて器に盛り、香菜、レモンを添える。
麺を茹でる手間もなく、フライパン一つでできる焼きそば。でも「仕上がりがベチャッとして味が決まらない」「内容も味もワンパターン」など、案外悩みも多いメニュー。
「調理前に麺を温めてほぐし、全体に焼き目をつけて水分を飛ばすこと。こうすれば、野菜から水分が出てもちょうどよい水加減で収まり、味も絡みます。味付けがブレないよう、合わせ調味料を作っておくのもポイントです」(料理家・今井亮さん)
麺にひと技!
『クロワッサン』1093号より
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