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フライパン、包丁、鍋。目利きたちが実用本位で選んだ優秀アイテム7選。

お気に入りの道具さえあれば、料理はぐっと楽しくなる。使い勝手がよくて見た目も素敵な、みんなの一押しアイテムをクロワッサンでおなじみの目利きたちに教えてもらいました。

撮影・多田 寛 スタイリング・白男川清美 文・河野友紀

実用本位で選んだフライパン、包丁、鍋

フライパン、包丁、鍋。目利きたちが実用本位で選んだ優秀アイテム7選。

(1)[バッラリーニ]トリノ フライパン 26cm
直径26cm 8,140円(バッラリーニ/ツヴェリング J.A. ヘンケルス ジャパン TEL.0120・75・7155)

「デザインと機能、両方が優れてます。(ツレヅレハナコさん)」
創業130年以上のイタリア老舗クックウエアのフライパン。「デザインが美しく、5層コーティングのノンスティック加工が強いところが気に入っています」(ツレヅレハナコさん) 

(2)[share with Kurihara harumi]深型フライパン
直火専用 直径28cm ネイビー 6,050円(ゆとりの空間 https://www.yutori.co.jp/

「煮る、焼く、蒸す、幅広く使えます。(引田かおりさん)」
栗原はるみさんプロデュースの、フッ素加工のフライパン。底面積の広さと適度な深さが大評判。「持ち手が熱くならないところがいい。大きなサイズがいろいろ使えて便利です」(引田かおりさん) 

(3)[フィスラー]アダマント コンフォート
直径26cm 1万9800円*編集部調べ(フィスラージャパン カスタマーセンター TEL.0570・00・6171)

炭化ケイ素とフッ素を組み合わせたコーティング。「チキンソテーなどは外がパリッ、中がジューシーに仕上がる。2年近く使っていますが、未だ焦げ付かない」(中山真由美さん) 

フライパン、包丁、鍋。目利きたちが実用本位で選んだ優秀アイテム7選。

(右)[ビクトリノックス]スイスクラシック パーリングナイフ
約19cm 990円(ビクトリノックス銀座店 TEL.03・5537・5832)

刃渡り8cm、小型で軽量のナイフは、果物や野菜の皮むきはもちろん、繊細な作業にも便利。ハンドルは滑りにくく握りやすいデザイン。「とにかくほとんどの食材は、このナイフ1本でなんとかなります」(福田里香さん) 

(左)[京セラ]ココチカル セラミックナイフ
三徳大 16cm 白 8,800円(京セラキッチンオンラインストア https://kyocera-kitchen.com

「なんでもサクサク、軽い切り心地に感動。(編集部G)」
従来より刃の硬度が上がったセラミック包丁。刃が食材に吸い込まれるように、軽く切れるのが特徴。「手が疲れないため、ついみじん切りをしたい衝動にかられます」(編集部G) 

フライパン、包丁、鍋。目利きたちが実用本位で選んだ優秀アイテム7選。

(右)[松田美智子の自在道具]鉄の小さなごはん鍋
小 1万3750円(松田美智子の自在道具 TEL.03・6805・5337)

直径15cm、なんともかわいらしいサイズの鉄鍋。土鍋に比べると焦げ付きにくく、窒化加工済みなのでお手入れも簡単。「1カップのお米が5分で炊け、直火、IH、オーブンにも使えて便利」(松田美智子さん)

(左)[利行(りぎょう)]萬古焼 ご飯炊き用土鍋
小(二合) 黒 3,850円*編集部調べ(利行 TEL.059・331・6888)

「美味しすぎて困る。(フードジャーナリスト・斎藤理子さん)」
三重・四日市の伝統的な焼き物、萬古焼の炊飯用鍋。「外食がままならないときに、美味しいご飯を食べたくて購入。難しい火加減をすることなく、ふっくらツヤツヤのご飯が炊けます」(フードジャーナリスト・斎藤理子さん) 

  • ツレヅレハナコ

    ツレヅレハナコ さん

    文筆家、料理編集者

    食と酒と旅を愛し、『まいにち酒ごはん日記』(幻冬舎)、『ツレヅレハナコの愛してやまないたまご料理』(サンマーク出版)など著書多数。調理器具もプロデュース。

  • 引田かおり

    引田かおり さん (ひきた・かおり)

    『ギャラリーフェブ』 『ダンディゾン』オーナー

    東京・吉祥寺でギャラリーとパン屋を経営。近著に『青空そよかぜ深呼吸』(大和書房)、『「どっちでもいい」をやめてみる』(ポプラ社)など。

  • 中山真由美

    中山真由美 さん (なかやま・まゆみ)

    整理収納アドバイザー

    自分の経験をもとに捨てられない人の気持ちに寄り添う整理術が好評。著書に『10分でスッキリ! 捨てない片づけ』(主婦と生活社)など。

  • 福田里香

    福田里香 さん (ふくだ・りか)

    菓子研究家

    果物や粉を使ったお菓子やサラダのレシピが人気。近著に『民芸お菓子』(ディスカバー・ジャパン)。食にまつわるモノ・コトもディレクション。

  • 松田美智子

    松田美智子 さん (まつだ・みちこ)

    料理研究家

    テーブルコーディネーター。木・土・鉄製のオリジナルの調理道具「JIZAI」のプロデュースも行う。近著に『おすし』(文化出版局)。

『クロワッサン』1080号より

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