開運コンサルタントに教わる、心を整える縁起のいいお茶。
撮影・黒川ひろみ 構成&文・長谷川未緒
縁起のいいお茶で心を整える。
「茶の木は7年かけて育ち、何度摘み取っても芽が出てくることから、何度もチャンスが訪れるとされる縁起もの」と、開運コンサルタントの能津万喜さん。
数えで108歳を「茶寿」というように、長命を表す言葉にも茶が使われる。また五行といって、人間の生活に必要とされる5つの要素が、お茶を淹れることで取り込める。
「五行とは、木・火・土・金・水をさします。やかん(金)を火にかけ水を沸かし、陶器(土)の湯呑みでお茶(木)をいただく。五行を意識することで、開運体質になります」
緑茶が苦手ならばほかのお茶でもいいので、ゆっくりお湯を沸かして、と能津さん。心を整える時間になり、そのゆとりが人間関係を円滑にするという。
「運を運んでくれるのは人です。いつも切羽詰まっている人より、おだやかな人のほうが『お茶をしましょう』と声がかかりやすく、運も向くはずです」
『クロワッサン』1074号より