トマトソースのパスタ【若山曜子さんのフライパンだけで作るレシピ】
フライパンだけで作るから茹でる手間が省け、洗い物も少ない「フライパンパスタ」。手早く簡単においしく作れる! パスタ作りの新定番です。
撮影・中垣美沙 スタイリング・荻野玲子 料理作製・若山曜子 文・長谷川未緒 撮影協力・UTUWA
トマトソースのパスタ
にんにくの風味と唐辛子が効いたシンプルパスタ。トマト缶を2回に分けて加えるのがコツ。
最初に全量入れるとパスタに水分が入らず柔らかくならないので、ご注意を。
【材料(2人分)】
スパゲッティ 160g
オリーブ油 大さじ3
にんにく 1かけ(つぶす
赤唐辛子 1/2本(小口切り)
トマト缶 1缶(400g。ホールトマトの場合はハサミなどで細かくカットする)
水 1と1/2カップ
塩 小さじ1
パルメザンチーズ 適量(すりおろす)
バジル 適量
ソースがパスタに染み込み、味がしっかり決まります。
「パスタは通常アルデンテの手前でお湯から引き上げ、ソースと絡めて仕上げます。フライパンパスタは最初からソースと水分でパスタを煮るので、タイミングを計る必要も乳化の技術もいらずに、誰でもおいしく作れます」
と語るのは、料理研究家の若山曜子さん。今回使ったフライパンは直径26cm、底径22cm、深さ5〜6cmのフッ素樹脂加工のふた付き。フライパンの材質や大きさ、火加減によって水分の蒸発量が変わるため、時間は目安と考え微調整を。好みのパスタで作れるが、早茹でタイプは煮込み時間が必要なボロネーゼなどには不向きだ。
「コツをつかめば、野菜を増やしたり、肉や魚を加えたりといったアレンジも自在です。ぜひ気楽にお試しください」
『クロワッサン』1055号より