人付き合いの悩みに。まずは自己分析法で自分の「本当の顔」を知ろう。
まずは公認心理師提案の自己分析法を試し、解説を読もう。
イラストレーション・黒猫まな子 構成と文・板倉みきこ
コミュニケーション力を上げようと、様々なテクニックを身につける前に、まずは自分がどんなタイプの人間かを知る必要がある。
「対話の出発点はあなた自身。性格や今の自分の立ち位置、役割を受け入れることができて初めて、どんなコミュニケーションをすればいいかがわかります」(公認心理師の小高千枝さん)
今回は、小高さんがカウンセリングでも使っている、キャラクター分析法を簡易化してもらった。
「キャラクターは、性格だけでなくその人の醸し出す雰囲気や体形などが合わさって作られます。自分のキャラクターがわかると、考え方の癖、人付き合いにおける長所や短所をある程度掴めるのです」
できるだけ本質に近い部分を探るため、下記の設問には、深く考えず直感で答えていこう。
(分析 1)設問に該当する答えの数字をチェック。
あなたがよくするしぐさは?
□ 腕組み 1
□ 手をよく動かす 2
□ 貧乏ゆすり 3
□ ほおづえ 4
□ オーバーに頷く 5
□ 脚を組む 6
ストレスや悩みの解消法は?
□ 寝る 1
□ 食べる 2
□ 悩むことは無駄、と切り替える 3
□ 悩む時間自体が好き 4
□ ストレスに気づかず溜め込みがち 5
□ 一人の時間を大切にする 6
物事を決めるときの判断基準は?
□ 様々な条件を比較し、納得いくまで検討 1
□ 好き嫌い 2
□ どっちが得か、損得勘定をする 3
□ 自分が楽しめるか否か、センスに合うか 4
□ 人が喜ぶか、誰かの基準に合わせる 5
□ 直感 6
上の3つの設問の答え全てが同じ数字なら、それがあなたのキャラクターを表す数字。
数字がばらけたり、あてはまる答えを判断しにくかった場合は、次の分析2に進んで。