日本が誇るテキスタイルデザインともいえる〝てぬぐい〟。横約33cm、縦約90cmの限られたスペースに描かれる、多種多彩な柄は実に魅力的。江戸時代にはファッションアイテムとしても重宝され、新柄や自分ならではの柄を競い合うように取り入れていた様子が、浮世絵などからも見て取れます。
時代を下って令和の今、てぬぐい専門店『かまわぬ』が扱うのは、職人による伝統的な製法で作った、年間500種ほどの柄。木綿の切りっぱなしで、乾きやすく衛生的で丈夫。使い手の想像力次第でいかようにも使いこなせることを、『かまわぬ』スタッフおすすめの活用法が教えてくれます。今回の特別付録、折りたたみ傘カバーも、実はてぬぐいでできるアイデアを応用したもの。さあ、あなたの暮らしに合うてぬぐいの使い方を見つけましょう。