くらし

おからとアスパラのケークサレ【ビジンサマレシピ】

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山に住んでいると伝えられているビジンサマという神様。そのお膝元である信州から、体に優しい食材を使い、卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を、地産地消料理研究家の中村恭子さんに紹介してもらいます。
  • レシピ提供:中村恭子
おからとアスパラのケークサレ

今回はアスパラを使った簡単なフランス料理をご紹介します。

日本では北海道産が有名なアスパラですが、信州は北海道に次ぐ生産地で、栽培されたものだけでなく、この時期山では野生のアスパラにも出会えます。

ケークサレとはフランス語でケーク=ケーキ、サレ=塩を意味します。季節の野菜にハムやベーコンなどと一緒に味付けしたお惣菜を小麦粉、卵、牛乳とチーズをベースにした塩味の生地とあわせてパウンド型で焼き上げるお料理です。

今回はヴィーガン仕立てで卵の代わりにおからを使い、アスパラと新じゃがのガーリック炒めを混ぜ込んで焼き上げます。

【材料】18cmのパウンド型1台分

A
信州産薄力粉 110g
ベーキングパウダー(アルミニウム不使用) 5g
おから 30g
甜菜糖 10g
ターメリック 少々(色付けのために使用するがなくとも良い)

B
塩麹    10g
酒粕    7g
豆乳  130cc〜
太白ゴマ油  40g
レモン果汁 小さじ1

C
アスパラ 150g
じゃがいも 100g
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ1~
塩・黒胡椒・・・しっかり目に味をつけた方が美味しい

仕上用
おから適量

【作り方】

1.Aの材料の地粉とベーキングパウダーをざるなどで振るいおからを加える。
2.手ですり合わせるようにしておからと混ぜ合わせておく。
3.アスパラは茹でて長さ半分にカット、じゃがいもは薄い拍子切りにして茹でておく。
4.Bの材料のうち、塩麹と酒粕、レモン果汁をなじませてから豆乳を加え最後に太白ごま油を少しずつ加える。
5.Cを作る。オリーブオイルでにんにくを弱火で炒め香りがしてきたらアスパラ、じゃがいもを加えて塩、胡椒で味を整える。
6.AとBを合わせてホイッパーで混ぜ合わせ粉っぽさがなくなったら炒めたじゃがいもだけを加えてゴムベラで切り混ぜる。この時飾り用にアスパラを少し取り分けておく。
7. 型紙を敷いた型に生地を3〜4回に分けて流し入れその都度アスパラを並べる。*今回はアスパラが大きかったので更に半分にカットして使用しました。
8.最後の生地を加えたらアスパラと仕上げ用おからを飾り170度~180度に余熱を入れたオーブンで約40分焼く。*温度、時間はご家庭のオーブンに合わせて調節してください。

●「ビジンサマレシピ」について
信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。

蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。

信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。

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