整理収納のプロに聞いた、家事を楽にするワザいろいろ。
撮影・黒川ひろみ 文・板倉みきこ
[その他]まだまだあります。家事楽のワザ。
サッと取り出して使えるよう、 フローリングワイパーは壁にホールド。
気づいたらすぐ掃除できるような所に道具を置く。
「脱衣所と洗濯機付近はホコリが溜まるので、100均のホルダーを壁につけてフローリングワイパーを設置。固定されているほうが取り出しやすく、イライラしません」(本多さん)
書類ケースは動かせる台にのせて、移動もスムーズ。
夫婦共に在宅で仕事をする時間が増えた結果、リビングに加え、別室で作業したり、オンラインミーティングをするなど、場所を移動する必要も。
「書類入りのファイルボックスを平台車にのせて、簡単に移動できるようにしました」(水谷さん)
玄関ドアに鍵や印鑑などを吊るしておく。
玄関ドアにつけたマグネットホルダーが鍵の定位置。
「出かける際に忘れても、部屋に取りに戻らずに済むし、帰宅後すぐ戻せます。ここに100均の印鑑ホルダーを使い印鑑も掛けているので、宅配便の対応も迅速です」(本多さん)
細々したものを吊るす場合は釘やねじで充分。
吊るす、浮かせる収納の最も簡単な方法が釘やねじを使うこと。
「モノを使いたい場所、置きたい場所にすぐ応用できるし、やり直しや微調整が簡単。時計、ハサミ、アクセサリーなど軽いものは釘などで充分対応可能。釘が打てない場所なら粘着フックなどを利用して」(本多さん)
電源タップは床置きせず貼り付けてホコリを予防。
電源タップにホコリが溜まると火災の原因になりかねないので要注意。
「床置きせず、面ファスナーを使って壁に貼りました。浮かせることでホコリ予防になるし、床がスッキリして掃除もしやすいです」(本多さん)
在庫管理や買い出しが 楽になる、日用品のパッケージの保管。
日用品の空のパッケージは箱に入れて一時保管。
「買い物担当の夫が発案。以前はメールでリストを送っていましたが、細かなやりとりがストレスに。写真を撮ればスムーズだし、現物を持たせれば子どもにも頼めます」(水谷さん)
『クロワッサン』1040号より
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