くらし

【和田裕美のお悩み相談】パート先のリーダーの仕事観が理解できません。

外資系教育会社でのフルコミッション営業で世界142カ国中第2位の成績を収めたキャリアを持つ和田裕美さんが読者の悩みに答える連載。今回は体裁ばかり気にしているパート先のリーダーに納得ができない女性からの相談です。

<お悩み>

現在、保育士パートで週3で働いています。
乳児クラスを、正職1人(リーダー)と4人のフルパートの、5人で担任しています。
その正職さんは30代、感情の起伏が激しく、言動も自己中心的で、職場でも少し厄介者扱い、しかし本人は気づいておらず、その裸の王様ぶりに、週3の私でさえイラっとする場面が多々あるのです。その上一番どうなのと思うところが、子どもを中心に考えるのではなくて、上に気に入られること、保護者の目という、表向きの体裁を何より大事にしていること。ついていけないなと思う場面が多いです。
私以外のフルパートさんは、もっと苛立つだろうと思いきや、いわゆるイエスマンで、誰もがリーダーに対して、機嫌をとりつつ、みんな指示待ち人間に見えて、その姿を見ていて、苛立ちを通り越して、呆れてしまっています。
先日も、リーダーから注意をうけた時に、私は納得がいかず、強い口調で言い返し、わかりました!と、話を切った場面があったのですが、それも、周りは引いてる様子で、あー、この人達は、ただ穏便に、静かに働きたいだけなんだなぁと、私とは違うタイプなんだなと思い知り、フルパートだしそうなるのかなと、自分で無理矢理納得しました。
決して無駄に戦う必要は無いと思うのですが、みんな正職だろうがパートだろうが、保育のプロとして、同じ場所で働いているわけで、子どもを中心とした考えのもとで、プロ意識を持って働きたいと思うのは、私のエゴでしょうか?
それぞれの価値観の違いは、わかります。
しかし、そんな人達を見るととても残念で、でも、私がそれを正す立場でもなく、どう折り合いをつけながら、働いていくべきか、アドバイスを頂きたく、投稿させてもらいました。

(チャオチャオ/女性/保育士パート40代です。中学生の子どもが1人います。)

和田裕美さんの回答

チャオチャオさん、質問ありがとうございます!

とてもまっすぐで本当に子供のことを
チャオチャオさんが思っていること
すごくわかります。だからあなたは間違っていません。
今の感情はとても真っ当なものだと思います。

でも、だからこそどうしたら
自分の感情と向き合っていけばいいのか
悩まれるんだと思います。
イライラするとしんどいですもんね。

さて、世の中というか、
この社会のなかで生きるって
どうしても真面目な人ほど
「正義感」が働いてしまって
イライラすることが多くなります。

だって、
真面目に遅刻しないで会議に出ても
毎回遅れる人に待たされるとか、
真面目に掃除をしている人が
適当な人のフォローをするといったこと
よくありませんか?
そして、「なんであの人ちゃんとお礼もできないの?」と
真面目にやっている人のほうがイライラしてしまうんです。

けれど世の中にはいろんな人がいるので、
ここはもう上手に感情の世界で
折り合いをつけて
生きていけたらいいんじゃないかなと思うのです。
だってずるい人をフォローしたり、
余計にイライラしたり、
イライラしなくても感情は乱れるわけで
「真面目なのに損!」
ってことになるのだけは
避けたほうがハッピーじゃないですか?
まあ、いろんな人がいるので
右から左に受け流して自分の世界のなかで
「わたしはわたしで
 これがいいと思っているから
 やっているんだ」
と完結していくほうが(あくまでも感情の世界では)平和です。

……という前提を置いた上でなんですが
解決方法の糸口があるとすれば
その正社員のちょっと面倒な人の
いい部分を探して褒めることかなと思います。
(最初嫌かもだけど)

上に気に入られることや
親に好かれることも大事なので
ある意味、打算的でかっこいい!
といった感じで(笑)。

正義はそれぞれの人のなかにあるので
それに共感しなくとも理解する。
そして距離を縮めて仲良くなったり
意見を言えたりするようになれば
対立せずに変えていけるかもしれません。

和合をもって世界を変えるのです!

……な〜んて
かっこいい理想を掲げているわたしって
なんか偉そうで気持ち悪いので
もう嫌なんでこのへんでやめておきます(笑)

ちゃおちゃおさん、笑顔!!

和田裕美

和田裕美 (わだひろみ)

作家・営業コンサルタント

京都生まれ。京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授。書籍だけでなくラジオやNHK Eテレ番組にレギュラー出演など多岐に渡り活動中。代表作に、『成約率98%の秘訣』『人生を好転させる「新・陽転思考」』等。新刊に『人の心を動かす話し方』(廣済堂出版)、『いざという時に結果を出せる本番力』(ポプラ社)など。学校などで陽転思考の体験授業も実施。公式サイト

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