くらし

お金と気持ちよく付き合っている人、思考と行動のシンプル9ルール。

欲しいものはきちんと手に入れ、貯蓄もしっかりする。そんな満足度の高い暮らしを作るコツは、なにげない毎日の習慣にあった。マネーライター、ファイナンシャルプランナーの大上ミカさんに教わります。
  • イラストレーション・山口正児 文・Umeko

[ルール1]夜ふかしはしない

→みるみるムダが減る毎日に。

「早く寝るだけで、お金は貯まりやすくなるんです」と大上ミカさん。

「夜ふかしをやめればまず電気代が減。だらだらとした飲食や、ネットでの余計な買い物もしないですむので、自然と出費を減らせます」

そもそも寝不足の頭では、お金のことを考えるのも面倒に。しっかり眠ってスッキリ起きることは、家計に前向きに取り組むために、意外にも重要なのだ。

「夜ふかし型で疲れやすい毎日では、なんでも“買ってすませる”になりがち。朝から元気に動ける早寝生活は、それだけで家計にプラスなのです」

[ルール2]苦手な家事とは闘わない

→ゆとりを保て、やる気もアップ。

節約につながる家事テクニックも、苦手なものは続かない。でも、それでよいのだそう。

「安定して貯めている人は、ムリをしません。料理が不得手なら食材が揃ったキットを使ったり、掃除が嫌いならお掃除ロボットを取り入れるなど、苦手なことはさっさと時短。そこで疲れるとストレス買いが増えてしまい、かえって逆効果だからです。毎日のゆとりが増えればやる気も続き、お金の使い方をじっくり振り返る時間も取れます」

生活の中に“面倒”や“疲れる”を見つけたら、早めに取り除くのが、実はお金と気持ちよく付き合うコツ。

[ルール3]簡単な運動を長く続ける

→行動力が身につき、お金の流れを変えられる。

体を定期的に動かすことは健康によく、医療費の削減につながる。だがそれだけでなく、フットワークが軽くなる、という点も家計的には見逃せない。

「できる範囲での運動をしたり、寒くても外を歩いたりする習慣を持つことで、“行動力”がアップ。お金に関する知識がいくらあっても、行動しなければ現状は変わりません。やろうと思ったとき、さっと腰を上げて動けるかどうかは、家計を大きく左右するのです」

ゴロゴロしてばかりでは、家計の見直しや投資の勉強も「また今度」になってしまい、ムダも放置されることに。

「貯まる人は、気持ちの切り替えが上手。運動でリフレッシュすることは、挫折を上手にかわし、前向きに貯蓄していくためにも有効です」

[ルール4] 「もやっとゾーン」を作らない

→在庫を把握しやすい室内で、買い過ぎ防止。

「貯まる人は、どこに、何があるかを驚くほど把握しています。冷蔵庫はひと目で見渡せるように整理したり、棚の引き出しにはラベルをつけたり。“何が入っているかわからないゾーン=もやっとゾーン”が、少ないのです」

食材や日用品の在庫が把握できると、特売を見ても「まだ家にあるから」と、スルーできる。服も手持ちがわかっていれば、似たようなアイテムや、組み合わせにくいものに手を出さずにすみ、タンスの肥やしが増えるのを防げる。

「まず、在庫の把握に集中すると、自然と必要なものだけを買う暮らしに。あえて節約を頑張らなくても出費が少なくなるのがよいところ」。

はじめは、冷蔵庫や日用品の置き場所など、よく使う場所から“もやっと”を消していくと、効果を感じやすい。

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