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ほうれん草の美しいグリーン、翡翠チャーハン【ごはん同盟のレシピ】。

パラパラにしないといけないなんて、誰が言った? 中火でふっくら仕上げるチャーハンは、家だからこそできる手軽なおいしさ。

撮影・黒澤義教

翡翠チャーハン

ほうれん草の美しいグリーン、翡翠チャーハン【ごはん同盟のレシピ】。
ほうれん草の美しいグリーン、翡翠チャーハン【ごはん同盟のレシピ】。
ほうれん草の美しいグリーン、翡翠チャーハン【ごはん同盟のレシピ】。
ほうれん草の美しいグリーン、翡翠チャーハン【ごはん同盟のレシピ】。

ほうれん草の美しいグリーンと旨味が満載。さらに、ちりめんじゃこがいいアクセントに。

【材料(1人分)】
温かいご飯200g
サラダ油大さじ1
ほうれん草1/3束(100g)
ザーサイ(味付き市販品)20g
ちりめんじゃこ10g
溶き卵1個分
日本酒大さじ1
塩・こしょう各少々

【作り方】
1.
ほうれん草はさっとゆでて水気を絞り、細かく刻む。ザーサイはみじん切りにする。
2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、ご飯を入れる。
3.溶き卵を流し入れ、日本酒をふりかけ、全体をなじませる。
4.ちりめんじゃこ、ザーサイ、ほうれん草を加えて全体をなじませ、塩、こしょうで味を調え、火を止める。

*ほうれん草はフードプロセッサーだと水分が出るので、頑張って包丁で刻む。じゃこの代わりに、しらす、ベーコンでも。

みんなが大好きなのに、みんながうまく作れないと嘆くチャーハン。理由は意外にも、「パラパラにこだわりすぎている」からと、料理研究家のしらいのりこさん。要するに、家庭で本格中華店の作り方を真似するから失敗する。

「ずっと中火で、コゲもつけず、鍋も振らず。家にある手近な材料でも充分、おいしく作れるのがチャーハンのいいところです」(しらいさん)。

家庭用コンロで作るふんわりチャーハンは、毎日食べても飽きがこない。

家チャーハンの ココがいい!

●油の量が調節できる。

鉄鍋ではなく家庭にあるフッ素樹脂加工のフライパンを使うことで、油は少量ですむ。また気分や体調に合わせて油の種類も選べるので、カロリーを抑えることもできヘルシー。

●1品で1食になる。

具材を工夫すれば、チャーハン1品でも充分な1食になる。「リモートワークが続くこのご時世、あれこれメニューを考えるのが大変な日にもおすすめしたい」(しらいさん)

●1人前でもおいしい。

料理は大人数分作ったほうがおいしいと言われるけれど、家チャーハンは別。ここで紹介するレシピはどれも1人前の分量。調理前に全ての材料を用意して作れば失敗知らず。

  • しらいのりこ、シライジュンイチ

    しらいのりこ、シライジュンイチ さん

    ごはん同盟

    調理担当のしらいのりこさんと企画・執筆担当のシライジュンイチさん夫婦によるフードユニット。近著に『最高のチャーハン50』(家の光協会)が。

『クロワッサン』1031号より

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