とにかく換気扇掃除が面倒くさい。なるべく汚さない方法はありますか?
普段の生活で苦手な掃除は何? そんな問いを立て、編集スタッフに大調査。知的家事プロデューサーの本間朝子さんとダスキン サービスマスター事業部マネジャー小松拓也さんのお二人に話を聞いて、かゆいところに手が届くプロの意見をQ&Aでお届けします!
撮影・岩本慶三 文・板倉みきこ
【Q】とにかく換気扇掃除が面倒くさい。なるべく汚さない方法はありますか?
【A】
掃除が面倒な換気扇は、内部を汚さないようにするのがポイント。
「内部の掃除は、自分でやると部品をなくしたり、原状回復できなくなることもあるので、私はプロに頼みます。きれいにした換気扇は掃除の頻度を減らすために、表面に不織布のフィルターを付け、油汚れをキャッチしています」(本間さん)
不織布のフィルターは、定期便で取り換えが届くスタイルが便利。
「届くことで取り換えが習慣化され、フィルターの汚れをキャッチする力も維持できます。また、換気扇はキッチンに入った時点ですぐスイッチを入れましょう。調理前に空気の流れを作っておかないと、油煙が室内に溜まります。そして、調理後も5分くらい回しておくようにすると、油汚れが付く量が減りますよ」(本間さん)
レンジフードフィルター
本間朝子(ほんま・あさこ)さん
知的家事プロデューサー。仕事と家事の両立に苦労した自身の経験から、無駄な時間と労力を省く「知的家事」を考案。著書に『ゼロ家事』(大和書房)など。毎月無料家事セミナー開催。
小松拓也(こまつ・たくや)さん
ダスキン サービスマスター事業部マネジャー。掃除用品の販売や家事代行など、暮らしの中の“キレイ”を提案する会社「ダスキン」に勤務。現在、ハウスクリーニング部門で活躍中。
『クロワッサン』1024号より
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