【買ってよかったもの】無農薬の稲わらを買って、おうちでわら工芸。
味のあるわら箒を自宅で手作りできる!
都内在住でも自然と触れ合うのが好きな私は、毎年ゴールデンウィークになったら山奥など大自然に遊びに行くのですが、今年はそれが叶わず……。
でもなんとかして自然と触れ合っていたいと、もんもんとしていたところ、アマゾンで偶然この本を見つけました。
わら工芸って、職人芸なのでは? という不安が、読み進めていくうちに「あれ、これならできるかも」に変わっていき、急にワクワクしてきました。
まずは、稲わらを手に入れるところから。
調べたらネットで普通に売っていたので驚きです。ネットってすごいですね。
私が購入したのは、石川県にある「ほんだ農場」さんの無農薬の稲わら。
1キロ、1,340円 (税込) 。
2日後には、丁寧に梱包された商品が届きました。
開封すると部屋の中がパッと田んぼの匂いに!
狭い我が家でわらを広げると、足の踏み場もなくなり、ほんとうに外にいるかのよう。
自分で注文しておきながら、その荒々しい光景にしばし呆然。
気を取り直して……。
「正月飾り」や「吊るし唐辛子」など色々な作り方が載っていましたが、すぐに使えるようにと「みご箒」に挑戦してみることに。
太くてしっかりとした みご を選別し、本とにらめっこしながら束ねていきます。
みご を触るのも糸でくくるのも初めての体験です。
手先を動かしていると頭が冴えてきて、だんだん形になってくるともう夢中で、
糸を結ぶところでは、手が2本ではたりず、口も使うというのめり込み具合。
1本目は2時間ほどかかりましたが、2本めはその半分の時間で作ることができました。
かなり不器用な私ですが、平行じゃなくても不揃いでも、わら細工だからか、そんなに気になりません。むしろ味のような気さえしてきます!
まだわらが大量にあるので、次は買うとまあまあ高い「釜敷き」に挑戦してみようと思います。
なんでも買うことができる時代に生まれ育ちましたが、頑張れば作れるものもあるんだと、実感を持って知れた体験でした。
作業中、青々とした香りに包まれ、土いじりにも似たプリミティブな感覚になれるので、ネイチャー好きにはとってもおすすめです。
大きめのお子さんがいたら、一緒に作るのも楽しそう。
自宅で忘れられない思い出づくりに、わら工芸はいかがでしょうか。
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