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肺をいたわる高野豆腐のスタミナ炒めの作り方。【ビジンサマレシピ】

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山に住んでいると伝えられているビジンサマという神様。そのお膝元である信州から、体に優しい食材を使い、卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を、地産地消料理研究家の中村恭子さんに紹介してもらいます。

レシピ提供:中村恭子

私の暮らす信州 蓼科高原では唐辛子、にんにくがとても元気に育ちます。

唐辛子は干してからパスタや炒め物に使ったり、自家製のタバスコやラー油を作ったりするだけでなく、野菜の虫除け対策にアルコールに漬け込んでできた唐辛子エキスを希釈してスプレーボトルに入れて使います。

にんにくは干しておくだけでなく冷凍保存もしており、冷凍のものは丸ごと煮込み料理などに入れて使っています。

薬膳では唐辛子やにんにくなどの香辛料・薬味は辛味に分類されています。このような辛味に分類される食材を使うことで肺を労る効果が期待できますので、今の時期に意識して取り入れてみてはいかがでしょうか。

高野豆腐のスタミナ炒め

肺をいたわる高野豆腐のスタミナ炒めの作り方。【ビジンサマレシピ】
今回はにんにく・唐辛子と同様、辛み食材に分類されるニラを組み合わせ高野豆腐を加えたスタミナ満点の炒め物です。
 
甘辛い味付けでご飯がとても進みますよ!
 
また冷めても美味しいので多めに作って作り置きをしておくこともお勧めです

【材料】

ニラ 1束
高野豆腐 2枚(約35g)
片栗粉 適量

ごま油 適量
にんにく 1片(みじん切り)
赤唐辛子 1本

調味液:あらかじめ合わせておく
みりん 大さじ3
醤油 大さじ1と1/2~
水 大さじ2

仕上げ:
塩、胡椒 適宜
お好みで刻んだアーモンドなど

【作り方】

1.戻した高野豆腐を4等分にしてから厚みを半分にして片栗粉をまぶす。
1.戻した高野豆腐を4等分にしてから厚みを半分にして片栗粉をまぶす。
2.フライパンにごま油多めに入れて加熱し高野豆腐を両面焼いたら一旦取り出しておく。
2.フライパンにごま油多めに入れて加熱し高野豆腐を両面焼いたら一旦取り出しておく。
3.フライパンにごま油を大さじ1程度加えて、みじん切りにしたにんにくと赤唐辛子を加えて弱火でにんにくの良い香りがするまで加熱する。
3.フライパンにごま油を大さじ1程度加えて、みじん切りにしたにんにくと赤唐辛子を加えて弱火でにんにくの良い香りがするまで加熱する。
4.火を中火にしてニラを加え油が回ったら
4.火を中火にしてニラを加え油が回ったら
5.高野豆腐を戻し入れあらかじめ合わせておいた調味液を加えて絡ませる。味を見て適宜塩、胡椒で味を整える。お好みで軽く炒ったアーモンドダイスなどを加えると食感に変化が出ます。
5.高野豆腐を戻し入れあらかじめ合わせておいた調味液を加えて絡ませる。味を見て適宜塩、胡椒で味を整える。お好みで軽く炒ったアーモンドダイスなどを加えると食感に変化が出ます。
1.戻した高野豆腐を4等分にしてから厚みを半分にして片栗粉をまぶす。
2.フライパンにごま油多めに入れて加熱し高野豆腐を両面焼いたら一旦取り出しておく。
3.フライパンにごま油を大さじ1程度加えて、みじん切りにしたにんにくと赤唐辛子を加えて弱火でにんにくの良い香りがするまで加熱する。
4.火を中火にしてニラを加え油が回ったら
5.高野豆腐を戻し入れあらかじめ合わせておいた調味液を加えて絡ませる。味を見て適宜塩、胡椒で味を整える。お好みで軽く炒ったアーモンドダイスなどを加えると食感に変化が出ます。

●「ビジンサマレシピ」について
信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。

蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。

信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市…

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。

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