くらし

【和田裕美のお悩み相談】仕事も家庭もうまくいきません。

外資系教育会社でのフルコミッション営業で世界142カ国中第2位の成績を収めたキャリアを持つ和田裕美さんが読者の悩みに答える連載。今回は家族からの信頼を得られていないお父さんからの相談です。

<お悩み>

長女が19歳になって留学が決まり、家の中がガタガタし始めました。

 子供が生まれしばらくすると夫婦間で意見の食い違いが でてきたのです。初めは、教育問題、躾についてでした。食事の後「片付けなさい」と子供に言うと、妻が「私がするからほっておいて」と言います。「自分ができなくなったらどうするの?」と言っても、大丈夫だからと言っていました。しかし、時が過ぎ15~16年経った現在、子供は言うことを聞かないし、食事は食べっぱなし、出したものはそのまんま、今では片付けをお前(私)がやれと言う始末。父親を舐めきって言うことを聞きません。この事を注意すると私に暴力を振るうようになりました。私は介護職で給料は安く、長女の留学費用も用意してやれませんでしたし、転職も多いためにやられっぱなしです。仕事に対しても理解が得られず、自分としては地獄の状態のところに2月の初めに通勤途中に怪我をして、転職をしなければならない状況になりました。娘は家長として頑張ってないと言って来ますし。どうするべきか答えが見出だせません。

(ペテロ/男性/介護施設で働く介護員です。妻と3人の娘が居ます。家庭崩壊しつつあります。答えて頂けたら幸いです。)

和田裕美さんの回答

ペテロさん
おつかれさまです。なんかややDVというか
精神的にかなり辛いですよね。とても大変な状況ですよね。
地獄のような状態というのもわかります。
でも、ここで余計に情けなくなったらダメです。
切り替えていきましょう。

今抱えてらっしゃる大きな問題を分類すると3つあります。

①通勤中の怪我により仕事ができない、転職せざるを得ないこと
②娘さんの留学費用を用意する必要があること
③家族内の人間関係を修復する必要があること

で、一番重要なのは当然3なのですが
現実的な問題に対してのペテロさんの態度や対応が
関係を悪くしている可能性があるのでまずは
動けることから考えてみたいです。

・通勤中の怪我により転職せざるを得ないこと
通勤中の怪我でなぜ転職なのか?距離が近いところに?
今までの仕事が物理的にできなくなった?
既に対応済みかもしれませんが、通勤途中の怪我により、
仕事ができなくなった場合は
労災が適用できる場合がありますよね?
家長としてしっかり問題解決に動くのです。

通勤災害
https://www.google.co.jp/amp/s/bcp-manual.com/bcp/labordisaster/amp/

②娘さんの留学費用を用意する必要があること
こういうのはもう調べていらっしゃるかもしれませんが
条件が合えば、留学費用を補助金等で賄うことも可能です。
もちろん条件が合わなくてもらえないこともあるのですが
ここで大事なことはもらえるもらえないよりも
なによりもペテロさんが自分で調べて
「お父さんの給料では無理だけど補助金制度調べてきたから
なんとかできるかやってみよう」と
しっかり伝えているかどうかなんです。
どうせ無理、お金ないしという弱々しい態度で
最初から無理と決めてなにもしてない諦めた態度に対して
娘さんは反抗的になっているのではないですか?
なにもしないお父さんから愛情を感じないので悪化するのです。

留学補助金
https://www.google.co.jp/amp/s/www.iae-ryugaku.net/column/scholarship-80/amp/

③家族内の人間関係を修復する必要があること
ペテロさんはけっこう長いこと
自分のことを「ダメなやつ」と思い込んできたのかなと思うんです。
もちろんそれは奥様の態度や 娘さんの態度が
原因かもしれませんが
この自分へのレッテルをはがしてください。
自分をダメだと思うことが、頼りない人でいさせています。
それが「もう無理だ」となることを正当化してしまいます。
ご家族は甲斐性なしのお父さんと一緒にいたいと思いますか?
思わないですよね?
だからもっと自信のある態度になってほしいのです。
自分の長所に目を向けて
自信をもって転職活動すれば、きっと流れが変わってきます。
そして、自分の奥様と話してみてはいかがでしょうか。
あなただけの問題ではなく家族の問題です。
ひとりで抱え込まずに、まずは
奥様とちゃんと話をしてみてください。
人間関係は良くも悪くも、やったことをやられます。
攻撃したら攻撃されるし、嫌えば嫌われます。
逆に言えば、許せば許されるし、愛せば愛されるものです。

もっと愛してみてはどうですか?

守ってくれない父親にがっかりしてさみしいのです。
愛情不足になっているのはペテロさんだけでなく娘さんも
奥様も同じなのです。

乗り越えてください。
そのために必要なのは自信です。

自分の長所を書き出すなどして自分へのレッテルを
はがせば変わってくるはずです。

和田裕美(わだひろみ)●作家・営業コンサルタント。京都生まれ。京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授。書籍だけでなくラジオや会員サービス「パワースクール」など各種メディアで情報発信中。代表作に、『人に好かれる話し方』、『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『人生を好転させる「新・陽転思考」』等。新刊に『稼げる技術』(ダイヤモンド社)、『タカラモノ』(双葉文庫)など。
 公式サイト

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