ナガダユイさんのあじの干物レシピ。
忙しい毎日にこそ摂りたい栄養豊富な海の幸。そこで活用すべきは缶詰、乾物、干物。主食材は手やハサミで調理できて下処理いらず、生にはない凝縮された旨みも楽しめる。そんな保存食の、和洋幅広いレシピをフードコーディネーターのナガタユイさんに教えてもらいます。
撮影・柳原久子 イラストレーション・山本由実 文・大澤千穂
あじとパクチーの冷や奴
ナンプラーの魚の旨みがあじと調和するエスニック冷や奴。あつあつのごま油をかければパクチーや大葉が香り立ち、食欲をそそります。
【材料(2人分)】
あじの干物1尾、パクチー適量、大葉2枚、豆腐1丁、ごま油大さじ3、ナンプラー適宜(醤油でも)
【作り方】
1.あじの干物を焼いて、身をほぐす。
2.パクチーは2cm幅に切る。大葉はせん切りにする。
3.器に豆腐を食べやすい大きさに切って盛り付け、1と2をのせる。
4.小鍋にごま油を入れ、熱する。油が熱くなってきたら火を止め、③の上からジュッとかけ、さらに好みでナンプラーか醤油をかける。
ナガタユイさん●フードコーディネーター。食品メーカーのメニュー開発などを経て、多方面で食の提案に携わる。近著に『卵とパンの組み立て方』(誠文堂新光社)。
『クロワッサン』1009号より
02 / 02
広告