食べ応えもある主役級の一品、ナガダユイさんの3つのさば缶レシピ。
忙しい毎日にこそ摂りたい栄養豊富な海の幸。そこで活用すべきは缶詰、乾物、干物。主食材は手やハサミで調理できて下処理いらず、生にはない凝縮された旨みも楽しめる。そんな保存食の、和洋幅広いレシピをフードコーディネーターのナガタユイさんに教えてもらいます。
撮影・柳原久子 イラストレーション・山本由実 文・大澤千穂
さば缶とアボカドとトマトのサラダ
青魚の脂に加えてアボカドやオリーブオイルなど良質な油をたっぷり摂れるサラダ。みょうがやゆず胡椒で香味さわやかに仕上げます。
【材料(2〜3人分)】
さば水煮缶詰1缶(190g)、みょうが2個、ベビーリーフ適量、A[レモン果汁・エクストラバージンオリーブオイル各大さじ1、醤油小さじ2、ゆず胡椒小さじ1/2]、アボカド1個、フルーツトマト2個
【作り方】
1.さば缶をザルにあけ、汁気を切る。みょうがはせん切りにして、ベビーリーフは洗ってから水にさらして水気をきっておく。Aの調味料はよく混ぜ合わせておく。
2.アボカドは縦半分に割ってから種を取って皮をむき、一口大に切る。フルーツトマトも一口大に切る。
3.2をボウルに入れ、ほぐしたさばの身を加えてAを合わせる。
4.器に3を盛り、みょうがをのせて、ベビーリーフを添える。
ナガタユイさん●フードコーディネーター。食品メーカーのメニュー開発などを経て、多方面で食の提案に携わる。近著に『卵とパンの組み立て方』(誠文堂新光社)。
『クロワッサン』1009号より
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