少し前、「名もなき家事」という言葉が巷で話題になりました。
ベッドや布団を整えること、飲みっぱなしのグラスを片付けること、トイレットペーパーの充填や買い出し、排水溝のゴミ捨てや掃除、玄関の靴を揃えたりしまうこと……。挙げたらきりがない「名もなき家事」は、夫も子供もその存在すら知らないから、やっていることに対して感謝なんてしてくれません。ただでさえ忙しい中、時間を割いて「名もなき家事」にも勤しむ前で、テレビを見て気楽に笑っているやつらの姿を見たら、舌打ちしたくなるのもむべなるかな、です。
でも、決して交わることのないこうした家事に対する考えの違いに戦いを挑んでも、自分が虚しくなるだけ。ならば必要なのは、自分の意識改革です。
大げさに話を広げましたが、要は家事に使う道具をお気に入り、使いやすい物で揃え、「名もなき家事」「億劫になる名のある家事」に取り掛かる気持ちを、もっと楽にしてしまえばいいんです。そして個人的に大切にしているのは、結局自分が気持ちいいからやるのだ、やった後の綺麗さっぱりした空間を見るのが好き! と考えをシフトすることです。
そんな私が最近活用している、掃除の三種の神器をご紹介します。
掃除の中で一番好きなのが風呂掃除なんですが、ちゃんと結果を出してくれるブラシがこの「海をまもるバスブラシ」です。