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【葬儀編】冠婚葬祭マナーの実力をクイズで試してみよう。

マナーを知っていようといまいと、人生の儀式はおかまいなしにやってくる。そんな「いざ」に備える、大人の心得。多方面でマナーの指導をしている岩下宣子さんに話を聞きました。

撮影・青木和義、谷 尚樹(岩下さん) スタイリング・高島聖子 文・黒澤 彩

最後のお別れに悔いがないよう、マナーを心得て。

【葬儀編】冠婚葬祭マナーの実力をクイズで試してみよう。

【問1】四十九日の法要なので不祝儀袋は 「御仏前」にした。

仏式の場合、四十九日を忌明けとする。「亡くなった方も、初七日(しょなのか)、二七日(ふたなのか)……と7回の法要を経て、この日に初めて仏となります」。つまり、四十九日の法要での表書きは「御仏前」でよく、それ以前の葬儀、初七日では「御霊前」「御香料」などを用いる。ただし浄土真宗はすぐに成仏する考えで、葬式から御仏前の表書きになる。(答え…○)

【問2】親しくない知人の訃報を受け、通夜は欠席して葬儀・告別式に参列した。

「通夜は、身内がその人と最後の時間を過ごすという意味合いのもの。親族でも、特別に親しい間柄でもないのなら、通夜よりも、葬儀・告別式のほうに参列します」。現代では一緒くたにされがちな通夜と葬儀・告別式も、実はそれぞれ違った意味を持っている。「通夜とは故人と過ごすこの世の最後の夜で、葬儀式は故人が主体、告別式は残された者が故人にお別れを告げるための式です。両方が別別に行われるときは、その意味も理解しておくことが大切です」(答え…○)

【問3】友人の急逝の報せを受け、ご家族に死因を訊いた。

突然の訃報に接すると動揺してしまい、亡くなった原因や病名を知りたいと思うが、まずなによりも遺族の気持ちを慮って行動すべき。「死因や最期の様子など、聞かれるたびに悲しいことを口にしなければならないのは、ご家族にとってとてもつらいことです。こちらから尋ねるのは控えましょう」(答え…×)

【問4】告別式にはエナメル製より黒革製のバッグがふさわしい。

葬儀・告別式で喪服に合わせるバッグは、布製が基本。「エナメルは“光もの”。夜に使うものですし、光沢があるので葬儀にはふさわしくありません。ただ、殺生をイメージさせる本革もNGとされています。布製のバッグが用意できない場合には、せめて光沢のない合皮のものにしましょう」(答え…×)

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