毎日食べたい卵焼き【渡辺俊美さんのレシピ】
毎日食べたい卵焼き。柔軟な発想で味のバリエーションは無限に広がります。渡辺俊美さん考案、10の卵焼きを紹介。
撮影・小林キユウ スタイリング・矢口紀子
高校生の長男のために3年間毎日作り続けたお弁当がSNSを中心に話題を呼び、2014年に著書『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』を出版した渡辺俊美さん。
「料理は日々の習慣です。なかでも、卵焼きは毎日作るくらい大好きで。朝ごはんに用意して、そのままお弁当のおかずにできるのがいいですよね」
基本は、シンプルなだし巻き卵。
「朝に作るときは、前の晩に昆布でだしをとっておくようにしていますが、忙しいときはめんつゆで代用。ふんわり仕上げるのが好きなので、片栗粉は欠かせません。薄く巻いて、隙間を作らないようにしています」
飽きがこないよう具材も変える。
「旬の夏野菜、薬味にお漬物。細かく刻んでしまえば、巻きやすくなってどんな食材でも入れられるんです。僕が美味しいと思った組み合わせを紹介するので、ぜひ試してみてくださいね」
メインの卵焼き
黄色が目にも鮮やか。ふっくら優しい食感。
「卵は、地元福島県の“生木葉(なまきば)ファームの有精卵”が美味しい。米油を使えば、口当たりがまろやかに」
【材料(2人分)】
卵2個、米油適量、A[昆布だし大さじ½、薄口しょうゆ小さじ1、片栗粉少々]
【作り方】