機能性便秘・薬剤性便秘
原因と特徴
機能性便秘は、生活習慣などによって腸や肛門の働きが乱れることで起こる便秘です。
ぜん動運動が活発に行われないため、大腸の中に便が長く留まり、水分が過剰に吸収されて便が硬くなってしまいます。残便感、食欲低下、肩こり、肌荒れなどの症状があらわれます。
それに対し、薬の副作用によって起こるのが薬剤性便秘です。他の病気を治療する際に服用した痛み止めや制吐剤によって、腸の働きが悪くなることで便秘の症状があらわれます。こうした薬剤性便秘を改善するには、下剤を服用して排便をコントロールすることが大切です。
便秘といえども原因が異なるので、治療にあたっては、まずその原因を知ることが大切です。
治療
便秘を治療するには、バランスの良い食生活に改善したり、規則正しい生活に改善したりすることが大切です。場合によっては下剤などの薬物療法が必要になります。