急性胃腸炎

原因と特徴

急性胃腸炎とは、胃腸の粘膜が炎症を起こす病気です。その原因はウイルスや細菌による感染性のものが多く、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、発熱、お腹の張り、食欲不振などの症状がみられます。急性胃腸炎は、通常吐き気や嘔吐などの口に近い部分の症状から突然あらわれるのが特徴であり、次第に下痢や腹痛などの肛門に近い部分の症状がみられるようになります。嘔吐や下痢などによって、脱水の程度が強くなると、小児であれば「不機嫌になる」「ぐったりする」などの症状がみられ、大人の場合はふらつきやだるさを感じます。急性胃腸炎の予防には、感染対策が大切です。原因の一つであるノロウイルスやロタウイルスは感染力が強いことに加えて、アルコール消毒では不十分なため、塩素系の消毒液を使うのも選択肢の一つです。

治療

まず脱水を避けるための対策が取られ、脱水の程度が強い場合には点滴による水分補給が行われます。また、水分摂取や下痢の症状の緩和のために、制吐剤や整腸剤などの内服薬が検討されることもあります。

監修

前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

グランプロクリニック銀座院長

関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

https://granpro-clinic.com/

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