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顎関節症 (がくかんせつしょう)

原因と特徴

顎関節症は、食べ物を噛むと顎や口周りの筋肉に痛みを感じたり、口の開け閉めをするときに顎関節からゴリゴリと音がしたり、口が大きく開かなくなったりする病気です。その原因は、悪い噛み合わせ、精神的なストレス、頬杖、歯ぎしり、食いしばりなどが挙げられます。また歯をカチカチと鳴らす歯列接触癖も、その要因の一つであり、顎関節や下顎を動かす筋肉に負担がかかることで発症します。
顎関節症の状態には4段階あり、食べ物を噛みづらい「咀嚼筋痛障害」、顎関節の周りの組織や靭帯(じんたい)にダメージが生じている「顎関節痛障害」、顎関節の中にあるクッション的役割の関節円板が正常な位置からずれてしまっている「顎関節円板障害」、顎関節を構成している骨自体が変形してしまっている「変形性顎関節症」です。
代表的な症状は3つあり、「口を開け閉めするときや、食べ物を食べるときの顎関節・咀嚼筋の痛み」「顎を動かすときに顎関節からゴリゴリと音がする」「口が大きく開かなくなる、開きづらくなる」がみられます。受診の際は、症状がいつからどのように始まったのか、どう変化したかを伝えるのがポイントです。

治療

歯科にて、マウスピースのように上もしくは下の歯列にかぶせるプラスチックの器具を用いて、噛みしめたときの顎関節や咀嚼筋への負担を軽減させる治療が中心に行われます。場合によっては外科的な治療が選択されるケースもあります。

  • 監修

    前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

    グランプロクリニック銀座院長

    関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

    https://granpro-clinic.com/

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