うつ病

原因と特徴

うつ病は誰でもかかる可能性のある病気です。その発症原因は一つではなく、性格や、仕事環境の変化、死別、離別、出産などの環境要因によるストレスなどが関係していると考えられています。気分が落ち込んだり、今まで興味があったものに対して無関心になったりする心の変化が長い間続き、だるさや疲れを感じやすく日常生活に支障をきたすようになります。うつ病と聞くと、抑うつ気分がイメージされがちですが、食欲の低下や頭痛などの身体症状から始まることもあります。他人から見たときにわかる症状としては、見た目に元気がない、表情が暗い、涙もろい、情緒不安定、反応が遅いなどが挙げられます。

治療

抗うつ薬などによる薬物療法が多く行われますが、原因となっているストレスから離れて心身ともに休息することも治療の一つです。また病気のパターンや患者の状況や意向などに合わせた治療プランが大切です。

監修

前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

グランプロクリニック銀座院長

関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

https://granpro-clinic.com/

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