風邪症候群

原因と特徴

風邪症候群は、自然によくなるのが特徴的なウイルス感染症です。ウイルスの種類によって症状はさまざまですが、風邪に関連するウイルスは鼻やのど、肺の手前にある気管支などの上気道に炎症を起こします。そのため、鼻水やのどの痛み、咳、発熱、くしゃみ、痰などの症状が出ます。多くの場合、数日たてば快方に向かいますが、肺気腫や咳喘息などの持病があると、症状を悪化させることもあります。症状が長引くときは風邪症候群以外の他の病気の可能性が考えられます。

治療

栄養と睡眠をしっかり取り、安静にすることで自然に回復するため、一般保険治療では症状に合わせた対症療法を行います。発熱やのどの痛みには解熱鎮痛剤を、痰の症状の緩和には去痰剤などが処方されます。

受診の目安

鼻水がひどい

鼻水の症状が強く出たり、鼻周りの症状のみあらわれたりする場合は、鼻の病気である可能性があります。黄色や黄緑色の鼻汁・痰が出る、虫歯があって額や頰に痛みがある、治療中の虫歯が痛む、日常生活に支障はないものの長期的に鼻水が続いているなどの症状があれば、近日中に耳鼻科へ行きましょう。

のどの痛みが強い

水分や唾液が飲み込めないほど、のどに激しい痛みがあるときや、呼吸が苦しく声が出ないなどの症状があるとき、口が開かないときは、空気の通り道に影響が出ている可能性があるため、速やかな受診が必要です。また、飲食はできるものの飲み込むたびに痛みをともなう場合や、のどが痛むだけでなく発熱が続いていて、咳やくしゃみなど風邪のような症状をともなう場合は、近日中に内科や耳鼻咽喉科へ行きましょう。

監修

前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

グランプロクリニック銀座院長

関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

https://granpro-clinic.com/

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