採れたて野菜のように瑞々しい。そんなハリツヤ肌が理想です。
撮影・青木和義 ヘア&メイク・レイナ 文・越川典子
赤い根っこを見せるのも、野菜の美しさを伝えたいから。
小山美千代さん
こやま・みちよ
ベジブーケ・デザイナー、「美千代デザイン」代表
フラワーショップ経営を経て、就農。自家栽培の野菜でブーケの制作を始め、初心者からプロ養成までの教室を持つ。
www.veggie-bouquet.com
「野菜って、こんなにきれいだったの?」
花束と思ってのぞき込んだ人は誰もが驚く。「ベジブーケ」──その日の朝、採れた旬の野菜、ハーブ、フルーツを束ねた小山美千代さん考案のブーケである。
「緑、赤、白、黄……見て喜び、飾って楽しみ、食べておいしい。野菜の美しさとパワーを届けて笑顔になってもらいたい、その一心で作ってきました」
今日教えてもらったのは小さいブーケだが、背丈ほどのベジブーケタワーも。
「ウェディングなら、カブやスティックカリフラワーで真っ白なブーケ。還暦祝いなら真っ赤な野菜や果物だけで作ります。料理好きの人なら、ミネストローネの材料で束ねてみる。誕生日ならどんな人か、舞台ならどんな内容か、話を聞いてデザインするのも楽しいんです」
ケールや黒キャベツは根っこごと。人参や大根、ネギは1本丸ごと束ねる。だから小山さんのブーケは大胆だ。
「葉っぱだけでブーケを作っても、すぐしおれてしまいます。これは(ページTOPの写真)3kg、赤ちゃんの体重くらいですね。皆さん抱えると重くて驚きますが、幸せな重さですね、とおっしゃいます(笑)」
今では、全国からベジブーケを学びにたくさんの人が訪れる。
「ツヤやハリがあって美しい野菜は、味もいい。それには、育つ土が大事なんです。肌も一緒ですよね。土台に何を与えるか。どうケアをして、どう育てるか。一つひとつの個性を活かしてブーケにすると、美しさが際立つから不思議です」
初夏のバースデー・ブーケ。「今日は、旬で味もよいアヤメ雪カブを中心にしましょう」。サラダがすぐに作れるブーケになった。完成したブーケはこんなふうに立てるときれい。
野菜も肌も瑞々しさのもとは、水分と栄養。左はデルメッド プレミアム シリーズ。「ローションだけで、ここまで肌がしっとりするのは初めての体験」。右は小山さんが育てたバジル。
1 アヤメ雪カブ、サニーレタス、マスタードリーフ、プチトマトなど。材料は、出来上がりをイメージして準備。
2 フォーカルポイント(中心におく、目をひくもの)をカブに。葉っぱごと、やさしく一つにまとめる。
3 葉ものは根の部分に竹串を添えて、水でぬらしたペーパーで巻いて留める。ブーケにまとめる下準備。
4 手の中で全体をまとめていく。「スイスチャードの根っこが真っ赤で美しいので、根のほうを見せてしまいましょう」
5 全体の根本をペーパーで巻き、霧吹きでたっぷり水を吸わせる。作業は、野菜を傷めないようタオルやクッションの上で。
6 トマトのヘタをワイヤーでネックレスのようにつなぎ、ブーケが開くように飾っていく。この方法も小山さんのオリジナル。
だから、そばにデルメッド。
小山さんが気に入っているのが、デルメッド プレミアム UVベイス。
「実は私、昔から紫外線アレルギーで、UVケアも肌に合うものが少なかったんです。これは肌にも合い、メイク下地につけておくと、強い日差しの外でも安心していられます」
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dermed style(デルメッド・スタイル=通称デルスタ)では 笑顔になれる情報を発信しています。
https://www.dermed-style.jp
問合せ先・デルメッド 〈フリーダイヤル〉0120-847-447 www.dermed.jp