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有子さんと正子さんに聞く、装うことの、本当の意味。

年齢にともない変わっていく服装。自分らしくファッションを楽しむふたりにおしゃれの秘訣を聞きました。

撮影・枦木 功(nomadica) 文・松本昇子

中川正子さん 写真家(左) 渡辺有子さん 料理家(右) 
中川正子さん 写真家(左) 渡辺有子さん 料理家(右) 

体の変化に敏感になって装いを適応させることが大切。

シンプルでベーシックな装いの渡辺有子さん。カジュアルな中にエレガントさを漂わせている中川正子さん。いつもすてきなふたりだけれど、年齢による変化はあったのでしょうか。

中川正子さん 衿もとを開けるのがずっと好きだったんです。だけど年を重ねるにつれ、デコルテがそげてきちゃって。深すぎるVネックは着るのが難しくなりました。体の変化に敏感でいないと、自分が抱いていた服装のイメージから徐々にずれていっちゃう。オーバーサイズも度が過ぎると体が泳ぎすぎるし、体に沿うタイトなニットだと貧相に見えてしまうし。自分にとってそれは心地よくないから、サイズは年齢にともなって微妙に変えています。試着のときは必ず全サイズ着てみます!

渡辺有子さん 私も似合う服が変わってきてますね。SサイズだったのがMになったり、おなか周りが気になり始めたり。ゆとりがある服はだらしなく見えてしまうことも……。自分を律する意味でも、ブラウスをパンツにインしてみたり、今までしてなかったスタイリングに挑戦するようにしています。

正子さん 以前は似合っていた古着のスウェットも、自分自身がビンテージになってきてるから(笑)、若い頃と同じようには着られない。だから顔周りにパールなどの上品なアクセサリーを合わせてみます。そうして少しの工夫でバランスを取って、本当に好きなものは残しておきたいなと思ってます。

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