【入江信子さんのメイクのひと工夫】美容のプロが自分の顔で実践中、“これさえすれば”の裏技を公開。
知識やテクニックがあるからこそ、理想の肌に近づける美容のプロたち。いつも自分の肌にしている“裏技”を特別に教えてもらいました。
撮影・天日恵美子 文・今井 恵
「コンシーラーをブラシづけ」すれば 「カバー力がアップ」する。
「肌には毎シーズントレンドがあるものの、私自身はツヤ肌がいいなと。若い世代はテカリを嫌がるけど、私はそれほど気にしません。大人世代のテカリ=ツヤは、生命感そのものだから」
入江信子さんの肌作りは、リキッドファンデーションは少量。気になる部分にはブラシでコンシーラーをのせ、パウダーはほぼ使わない。
「パウダーは残念ながら肌のツヤを押さえ込んでしまいます。そして、隠したいものもあるので、そこにはコンシーラーをブラシで塗って、ピンポイントにカモフラージュします」
なぜ指でなく、ブラシを使うの?
「指は必要な場所以上に塗り広げてしまい、それが厚塗りに見える原因に。ブラシだと狙った場所に、適度な厚みでポンと置けますから」
ツヤが足りないと感じた場所には、ツヤ感を足すパウダー(☆)をひと刷毛して健康的に。
入江さんがお勧めする ベースアイテム
入江信子(いりえ・のぶこ)●ビューティエディター。1963年生まれ。きめ細かい取材やインタビューと確実な文章で、女性誌や美容誌の編集や執筆などで活躍。自身のファッションセンスと美肌ぶりも業界では有名。
『クロワッサン』992号より
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