佐伯チズさんに聞く発酵食とオイル。「美容と健康に効く発酵食は昔から欠かせません」
日々の食卓に欠かせない、発酵食とオイルを美容家の佐伯チズさんに聞きました。
撮影・青木和義、角戸菜摘
佐伯さんが育ったのは、鮒ずしや日本酒など、多くの発酵食品の産地として知られる滋賀県。子どものときから食卓にはいつも味噌や麹、奈良漬など、発酵食品があるのが当たり前だったそう。
「特に、今でもおやつによく食べているのが、酒粕。いつも滋賀県の蔵元、北島酒造の大吟醸一番搾りを送ってもらっています。子どものときは火鉢で焼いて焦げ目をつけていましたが、今はオーブンで焼いて食べています。味付けをしなくても、ほんのり自然な甘みがあって、おいしいし、お腹にたまるんです。味噌汁や鍋に入れたりもします」
そのほか、数カ月前からは酵素ドリンクも飲み始めた。
「いちばん驚いたのは、お通じが良くなったこと。以前は、食べる量が少ないときなどは何日かお通じがないこともあったのですが、これを飲み始めてからは毎日快調になりました。不足しがちな亜鉛も補給できるので、朝晩、欠かさずに飲むようにしています」
佐伯チズ(さえき・ちず)●1943年生まれ。外資系化粧品会社を退職後、エステティックサロンや美肌塾をオープン。現在は、講演、執筆活動、テレビや雑誌などでの活動のほか、肌の悩み相談なども行う。
『クロワッサン』973号より
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