からだ

Vol.41 指に湿疹ができて、かゆくてたまりません。【40歳からのからだ塾WEB版】

  • 文・及川夕子 イラストレーション・小迎裕美子

手湿疹のときに市販薬を使ってもいいの?

病院へ行けないときには、市販のステロイド外用薬を使うという手もあります。ですが、まれに手のカサカサの原因が手の水虫(手白癬)だったということがあります。ステロイド外用薬を塗ると、かえって水虫が増えてしまうことがあるそうなので、注意したいですね。

手湿疹と間違えやすい疾患はいくつかあります。下に、各疾患の特徴をまとめたので、見分け方の参考にしてくださいね。判断が難しい場合や治りにくい場合には、皮膚科に相談しましょう。

手湿疹と間違えやすい疾患

汗疱(かんぽう)
手の平や手指、足底などに数ミリ程度の小さな水疱ができる。初期に強いかゆみを伴う。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
手の平や足底に膿疱(膿が溜まった皮疹)ができ、しばらくするとガサガサになる。寛解、増悪を繰り返す。
手白癬(てはくせん)
手の水虫。手の平がカサカサする、皮膚が剥がれ落ちる、水疱ができるなどの症状が特徴的。かゆみはあまりない。
手カンジダ症
カンジダ菌という真菌による皮膚感染症。指の間に赤みやびらん、爪周囲に赤み、腫れができる。
アレルギー性接触皮膚炎(かぶれ)
アレルギーの原因物質に接触することで起こる。かゆみ、皮膚の赤み・腫れ、水疱などが特徴。

ご協力いただいた医師
石黒直子さん 東京女子医科大学皮膚科学教室 教授
いしぐろ・なおこ●東京女子医科大学卒業後、同大皮膚科に入局。皮膚科講師、准教授などを経て現職。同大附属病院の膠原病、じんましんの専門外来でその治療に力を注ぐ。

※症状や治療法には個人差があります。必ず専門医にご相談ください。

ライター、メノポーズカウンセラー 及川夕子
更年期、まっただ中のライター。最近、ちょっと休んだぐらいでは疲れが抜けなくなってきて、以前よりもカラダのメンテが欠かせなくなったと実感。とはいえ、カラダの変化をポジティブに捉え、同年代の女性の健康に役立つさまざまな情報をお伝えしていきたいと思っています。ただいま、ヨガやマインドフルネスを実践中。ホルモン補充療法も試してみたい!

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