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【骨盤のゆがみ・股関節編】つらい時に効果を感じる、症状別ストレッチ。

身体が硬かったり、痛みを抱えている人でも取り組める、簡単で安全なセルフストレッチでトラブルに対処しよう。

撮影・清水朝子 モデル・SAORI

【股関節痛】股関節まわりから、ももの後ろをほぐして、歩行をスムーズに。

大きく動くはずの股関節。可動域が狭くなると、階段がつらくなったり、小さな段差でつまずいたり。3方向への〈股関節ほぐし〉で円滑な動きを取り戻したい。行いやすい向きを多めにすると、いつのまにか全体の動きがスムーズになる。
〈ももの後ろのストレッチ〉は椅子が高いほど負荷がかかる。座骨部分につながる筋肉で、お尻を後ろに引けば伸ばせる。股関節が硬いなら、座骨を手で引っ張るようサポートを。

〈 股関節ほぐし 〉

1. 片方の足で座面を踏む。床に下ろした側のひざは曲げない。
1. 片方の足で座面を踏む。床に下ろした側のひざは曲げない。
2. 腰を前に押し出すように、爪先と同じ方向へひざを曲げていく。足を置きなおしながら、正面、内側、外側の3方向を行う。
2. 腰を前に押し出すように、爪先と同じ方向へひざを曲げていく。足を置きなおしながら、正面、内側、外側の3方向を行う。
3. 椅子に乗せた側のひざを、床と水平に円を描くよう外回し(左足は反時計回し、右足は時計回し)。反対の足も1~3を同様に。
3. 椅子に乗せた側のひざを、床と水平に円を描くよう外回し(左足は反時計回し、右足は時計回し)。反対の足も1~3を同様に。
1. 片方の足で座面を踏む。床に下ろした側のひざは曲げない。
2. 腰を前に押し出すように、爪先と同じ方向へひざを曲げていく。足を置きなおしながら、正面、内側、外側の3方向を行う。
3. 椅子に乗せた側のひざを、床と水平に円を描くよう外回し(左足は反時計回し、右足は時計回し)。反対の足も1~3を同様に。

〈 ももの後ろのストレッチ 〉

1. 座面に片方の足を乗せ、椅子の背を両手で持つ。床に下ろした側のひざは曲げない。
1. 座面に片方の足を乗せ、椅子の背を両手で持つ。床に下ろした側のひざは曲げない。
2. 骨盤を傾けつつ腰を後ろに引く感覚で、ひざを伸ばしていく。ひざは伸び切らなくても、できるところまででいい。伸び切る場合は爪先が自然に上がる形になる。逆側も同様に。
2. 骨盤を傾けつつ腰を後ろに引く感覚で、ひざを伸ばしていく。ひざは伸び切らなくても、できるところまででいい。伸び切る場合は爪先が自然に上がる形になる。逆側も同様に。
2. 股関節が硬くてお尻を後ろに引けないなら、椅子に乗せた足のほうのお尻に手を添え、座骨を後ろ上に引っ張る感覚で伸ばす。1cmでも下がれば効果があるので、頑張りすぎない。
2. 股関節が硬くてお尻を後ろに引けないなら、椅子に乗せた足のほうのお尻に手を添え、座骨を後ろ上に引っ張る感覚で伸ばす。1cmでも下がれば効果があるので、頑張りすぎない。
1. 座面に片方の足を乗せ、椅子の背を両手で持つ。床に下ろした側のひざは曲げない。
2. 骨盤を傾けつつ腰を後ろに引く感覚で、ひざを伸ばしていく。ひざは伸び切らなくても、できるところまででいい。伸び切る場合は爪先が自然に上がる形になる。逆側も同様に。
2. 股関節が硬くてお尻を後ろに引けないなら、椅子に乗せた足のほうのお尻に手を添え、座骨を後ろ上に引っ張る感覚で伸ばす。1cmでも下がれば効果があるので、頑張りすぎない。
[NG]床に下ろした側のひざが曲がる。お尻が後ろに引けていない。肩に力が入って上がってしまう。どれかひとつでも効果がなくなる。
[NG]床に下ろした側のひざが曲がる。お尻が後ろに引けていない。肩に力が入って上がってしまう。どれかひとつでも効果がなくなる。

小笠原恭子(おがさわら・きょうこ)●整体師、ダンス・ストレッチ講師。女性専用の整体院『整体や 三日月』で女性ならではの不調にマンツーマンで対応。20年以上のダンスインストラクター歴をもとに、柔軟性のある動ける身体を作る。

『クロワッサン』967号より

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