毎晩お酒を飲み続けながら、『古典酒場』編集長の倉嶋紀和子さんが見事に2・5㎏減!
痩せるためにお酒をやめることは絶対無理! そんな“酒至上主義”の人でもできるダイエット法を試した『古典酒場』編集長の倉嶋紀和子さん。毎晩お酒を飲み続けながら、朝昼の食事で主食の炭水化物を抜いて糖質制限すること2週間。倉嶋さんの体重は見事に2・5㎏減! これには管理栄養士の大柳珠美さんも驚いた。
撮影・岩本慶三、青木和義 スタイリング・高島聖子 文・一澤ひらり
日本酒は好きなだけ飲めるし、カリカリせず気軽にダイエットできました。
正直、ダイエットしている感じはまるでなかったんです。大柳先生に言われたとおりに朝と昼の食事から炭水化物を抜き、夜のシメ炭を控えたら、2.5㎏減ってしまった感じですね。それもこれも夜の飲食に制限がなかったからできたと思います。私の場合は酒場探訪の夜のために身体を整える「酒飲みアスリート」という考え方がすんなり受け入れられたんですね。朝昼に主食の炭水化物を抜いても、肉や魚など、たんぱく質メインの食事で満足感が得られるし、ことに鯖缶は手間要らずで、ボリューミーで、便利でした。
今回、はしご酒の写真を見て、これで太らないほうがおかしいですよね。自分の食生活を見直すいい機会になったし、お酒を飲み続けても痩せられる食べ方が学べてよかったです。
倉嶋紀和子(くらしま・きわこ)●「古典酒場」編集長。クラシマ・プロダクツ取締役。酒場案内人として活躍中。著書に『Tokyoぐびぐびばくばく口福日記』(新講社)。
大柳珠美(おおやなぎ・たまみ)●管理栄養士。栄養学による糖質制限食の情報を広く発信。著書に『「糖質制限」その食べ方ではヤセません』(青春新書)ほか。
『クロワッサン』965号より
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