好きなお酒を好きなだけ飲んでも、痩せられる食べ方があった!
撮影・岩本慶三、青木和義 スタイリング・高島聖子 文・一澤ひらり
【間食】噛むほどうまみが出る乾物などでカロリーを抑制。
蒸し大豆は水煮大豆と違って溶け出しやすい栄養素や機能性成分、うまみ成分も多く残っている。そのままつまんで食べられて便利。
かたくちいわしを炊き上げた食べる煮干し。食べやすく、たんぱく質、カルシウムの補給に最適。なるべく塩無添加のものを選びたい。
ところてんは低カロリーのヘルシー食材。水溶性食物繊維が多く、食事前に食べると糖や脂肪の吸収を抑えて、満腹感も得られる。
鮭を縦に細く切り、潮風にあてて干したものが鮭とば。骨の健康を保つビタミンDや抗酸化作用のあるアスタキサンチンなどを含有。
焼き海苔は良質なたんぱく質だけでなく、ビタミンA、B₁、Cなど豊富な成分を含む。小腹が空いたとき手軽にパリパリ食べられる。
昆布を薄く削ったとろろ昆布。おいしいのはもちろん、食物繊維を昆布よりも効率よく摂ることができ、中性脂肪を抑える働きがある。
イカを干して作るするめは噛むほどにうまみが広がるが、約7割がたんぱく質で低脂肪、低カロリー。酒飲みダイエットには必須の食材。
【夜】
毎晩お酒を飲み続けながら糖質制限すること二週間。気になるダイエット結果は記事後編で!
倉嶋紀和子(くらしま・きわこ)●「古典酒場」編集長。クラシマ・プロダクツ取締役。酒場案内人として活躍中。著書に『Tokyoぐびぐびばくばく口福日記』(新講社)。
大柳珠美(おおやなぎ・たまみ)●管理栄養士。栄養学による糖質制限食の情報を広く発信。著書に『「糖質制限」その食べ方ではヤセません』(青春新書)ほか。
『クロワッサン』965号より
広告