ボトムスの着こなし、今年流。【パンツ】編
撮影・天日恵美子 スタイリング・平澤雅佐恵 ヘア&メイク・石川智恵 モデル・小野りりあん 文・後藤真子
人気のワイドパンツやガウチョは、いかに腰高で脚長に魅せられるかが勝負。
「デニムのフルレングスのワイドパンツは、穿くだけで今年らしくなるトレンドアイテムです」と平澤さん。テレンとした素材のものや、裾がダブルのコンサバタイプは意外にコーディネートが難しいので、ワイドパンツ初心者はぜひデニムから取り入れたい。全体に、落ち感のある素材は体の線を拾いやすいため、しっかりした生地のパンツを選ぶと着こなしやすい。「ガウチョパンツは足元にパンプスを合わせても決まります。ひざ丈パンツはあえて上下でボリューム感を出し、露出している手足を細く見せましょう」
【フルレングスワイド】
パンツと同色系か、白×ネイビーといった清々しい配色のトップス。パンツ初心者にはデニムなどの濃い色で、カジュアルなタイプがおすすめ。迷ったら厚底スニーカーを合わせると、バランスが取りやすい。
【クロップドパンツ】
下半身をすっきりさせる分、上半身は重ね着などで変化を楽しむ。パンツはやわらかすぎる素材より、チノ素材や綿のものが着こなしやすい。ヒールのあるポインテッドローファーなどで、すっきりきれいに。
【ガウチョ】
濃い色のシャツやカットソー、細身のジャケットで引き締める。パンツは脚のラインを拾わない、張りのある硬めの生地のものがおすすめ。アンクルストラップほか、足首に表情のある靴で裾の下にポイントを。
【ひざ丈】
トップスもパンツと同じくらいのボリュームで。ただし、丈は短めを選ぶ。パンツは腰回りにタックなどでゆとりがあり、そのまま太いラインのもの。子どもっぽくならないよう、マニッシュな革靴などで辛口に締める。
『クロワッサン』945号より
広告