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今の年齢だからこそなじむ輝き。ジュエリーのもっと素敵なつけ方

何年も同じものをつけていたり、サイズアウトを理由につけなくなったり。クローゼットに眠るジュエリーも生かす、大人のためのヒント集。

撮影・宮濱祐美子 スタイリング・大草直子 ヘア&メイク・MAKI 文・一寸木芳枝

大草直子さんの私物ジュエリー拝見

大草直子(おおくさ・なおこ)さん ファッションエディター、スタイリスト。1972年生まれ、東京都出身。WEBメディア「AMARC」を主宰するほか、ブランディングやコラボアイテムのプロデュースなど多方面で活躍中。
“耳元は、小さなアートを飾る感覚で”──「ダイヤの一粒ピアスやパールなど控えめなものを選ぶと、どこにも引っ掛かりがなく惰性的な印象に。イヤカフを重ねたり、スイングするものを選ぶなど、耳元を構築的に飾るイメージで」
“耳元は、小さなアートを飾る感覚で”──「ダイヤの一粒ピアスやパールなど控えめなものを選ぶと、どこにも引っ掛かりがなく惰性的な印象に。イヤカフを重ねたり、スイングするものを選ぶなど、耳元を構築的に飾るイメージで」
“指輪は「思っている量」の3倍つける!”──指元は唯一、自分の目に入る部分。「お気に入りをたくさんつければ、それだけ気分も上がります。キツくなったものは、関節リングとして活用するのも手。印象が硬くなりすぎるようならば、革ベルトの時計を選び、レザーの質感で中和を」
“指輪は「思っている量」の3倍つける!”──指元は唯一、自分の目に入る部分。「お気に入りをたくさんつければ、それだけ気分も上がります。キツくなったものは、関節リングとして活用するのも手。印象が硬くなりすぎるようならば、革ベルトの時計を選び、レザーの質感で中和を」
トップス2万5300円(イン/ショールーム セッション TEL:03-5464-9975) パンツ9万9000円(ポステレガント TEL:03-5738-8507)

「重ねづけは、生きてきた歴史のレイヤーでもあるんです」

“女性像の異なるアイテムmixが似合うのは、大人ならでは”──〈ソフィー ブハイ〉のシルクコード、定番のパール、シルバーのチェーンを重ねづけ。「白シャツは衿によってデコルテに光と影が生まれる分、Tシャツに合わせるよりも印象的な胸元に」 シャツ1万9800円(アマークライフストア mail:info@amarclifestore.com) デニム3万3000円(サージ/ショールーム セッション)
“女性像の異なるアイテムmixが似合うのは、大人ならでは”──〈ソフィー ブハイ〉のシルクコード、定番のパール、シルバーのチェーンを重ねづけ。「白シャツは衿によってデコルテに光と影が生まれる分、Tシャツに合わせるよりも印象的な胸元に」 シャツ1万9800円(アマークライフストア mail:info@amarclifestore.com) デニム3万3000円(サージ/ショールーム セッション)

「実はジュエリーを手放したことがほぼないんです。布帛類と違って劣化しないですし、収納場所にもそう困らないから、30年前に購入したものもあれば、つい最近手に入れたものまで、どんどん増えていく。でもだからこそ、今がいちばん自由にジュエリーコーディネートを楽しめている気がします」

そう言って、お気に入りの私物を紹介してくれた大草直子さん。続けて、こう声を大きくした。

「そもそも、日本の女性は圧倒的にジュエリーをつける数が少なすぎる! パリやミラノのマダムたちを見ていると、ブランド、素材、テイスト、年代、そして価格まで。上手にミックスして、たくさん重ねづけしているのが本当に素敵。私たちももっと、人とかぶらない“ワン&オンリー感”を取り入れるべきだと思います」

大草さんが提案するのは、「とにかく重ねる」という方法。

「もう私たちは“引き算”する世代ではありません。大きいものを1個だけ、というのもいいけれど、せっかく持っているなら、いっぱいつけましょうよ。出し惜しみしている場合じゃない(笑)」

その際、“あるべき論”に縛られないことも重要だと話す。

「シルバーならシルバー、ゴールドならゴールド、ブランドは統一。そんな思い込みのルールは、頭から追い出すの。みなさん、真面目すぎますよ」

“昔のものをカスタマイズして復活させる”──「インドで購入した色石など、すべて元は単体で購入。出番が減ってからは、チャーム感覚で3〜4個、“ジャラづけ”してセルフリメイク」。細めチェーンを選べば“脱・マダム見え”が叶う
“昔のものをカスタマイズして復活させる”──「インドで購入した色石など、すべて元は単体で購入。出番が減ってからは、チャーム感覚で3〜4個、“ジャラづけ”してセルフリメイク」。細めチェーンを選べば“脱・マダム見え”が叶う

つけ方をアップデートすれば古臭く見えません

出し惜しみせず重ねる、思い込みをなくす。その2つをベースにちょっとのコツを覚えるだけで、見違えるという。その一方で気をつけるべきことも。

「若い頃からの43cmのクロスネックレスに一粒ダイヤのピアス、指には華奢なリング……みたいなつけ方はやめたほうが賢明。歳を重ねると肩は丸くなるし、胸も削げるし、首も太くなるし、フェイスラインだってもたついてくるのに、20代と同じつけ方のままでいいわけがないですよね。パールだって年代によって9ミリ、12ミリ、バロックパールと似合うものは変わります」

“気になるジュエリーはなるべく早く買い、長く使う”──右は〈キウナ〉、左は〈ブチェラッティ〉。「職人の繊細な手仕事や伝統に裏付けされたストーリーのあるもの、資産価値のあるものは、“将来娘に譲る”を口実に欲しいと思った時に思い切ります」
“気になるジュエリーはなるべく早く買い、長く使う”──右は〈キウナ〉、左は〈ブチェラッティ〉。「職人の繊細な手仕事や伝統に裏付けされたストーリーのあるもの、資産価値のあるものは、“将来娘に譲る”を口実に欲しいと思った時に思い切ります」

アップデートを怠ると、髪型やメイク同様、古く見えてしまう。ただ、そう聞くと耳が痛い人も多いのでは。

「ジュエリーには、気持ちを引っ張ってくれる力強さがあり、寄り添ってくれる優しさがあり、時に勇気づけられることさえもあります。年齢を重ねていくように、ジュエリーも臆せずレイヤードしていきましょう」

『クロワッサン』1160号より

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