大人の肌は、ツヤと清潔感が大切──レイナの「大人の簡単・きれい・メイク術」
メイクアップアーティスト・レイナさんが教えてくれる、大人のメイク術。今回は「肌」について。
撮影・嶌原佑矢 文・レイナ スタイリング・程野祐子 モデル・安藤潤美
若々しさの鍵は、なんと言っても肌のツヤと清潔感。どうしてもシミやシワが気になって厚塗りになってしまいがちという気持ちもとってもわかります。でも、塗れば塗るほど作り込んだ粉っぽい仕上がりになり、表面はきれいに整ったとしても、素顔よりも年齢が上に見えてしまうことに。理想の仕上がりを目指すには、カバーする部分はカバーしつつ、それ以外はできるだけ塗らずに軽さを出すこと。まるで生チョコのようなしっとりと湿度のある固形のファンデーションを頬から外側に向けてうっすらと顔全体に伸ばしたら、シミの気になる部分だけにトントンと重ねづけを。ツヤと明るさを出したい目周り、Tゾーン、顎だけに筆ペンタイプで伸びのよいコンシーラーをのせて、指の腹で軽く押さえるように馴染ませると、より美しく仕上がります。
これだけで一気に立体感が生まれ、顔全体にベタ塗りをするよりもつける量は少ないはずなのに、断然素敵になるんです。隠すのではなく、自分の良さを生かした薄膜仕立ての肌なら、時間が経っても崩れにくく、清潔感もキープできます。何より、もとから肌がキレイな人に見えるので、自信をもって毎日を過ごせるようになりますヨ。
使ったのはこれ
量のメリハリをつけて塗る
ファンデーションをスポンジに少量とり、顔の中心から外側に向けて薄く塗り、気になる部分には少量を取り足してトントンと重ねづけを。
『クロワッサン』1148号より
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