50代からの健康診断 〜辛酸なめ子さんが心電図検査にチャレンジ
40代から進む自覚症状のない病気、心疾患。今回は、漫画家の辛酸なめ子さんに、心電図検査を受けてもらった。5分で終わるはずの簡易検査ながら、なぜか長時間かかった検査の詳細をリポート!健診会 東京メディカルクリニック医師の松本万里子さんがアドバイスします。
漫画・辛酸なめ子 文・長谷川未緒
松本さんからの一言「50代女性にとってなぜ心電図検査が必要か」
更年期には、動悸や胸痛が生じることがあります。これは、女性ホルモンの減少による自律神経の乱れや、血管の柔軟性の低下による症状の一つ。心臓の状態で対処法が異なるため、まずは心電図検査が必要です。今回の超聴診器は、小型の機械を胸にのせるだけで心雑音の可視化ができ、心機能低下や心臓弁膜症、不整脈(心房細動など)のリスク評価が可能。結果によっては、心臓超音波検査やホルター心電図検査を行うこともあります。
『クロワッサン』1127号より
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