ベースメイクをする前に下ごしらえをしておく。大人の幸せベースメイク。
撮影・藤澤由加 スタイリング・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・レイナ モデル・怜花 構成&文・中條裕子
4.チーク
顔全体をリフトアップして見せる。
メイクに最も大切なアイテムなので無人島に持っていくならチーク、とレイナさんはきっぱりと断言。
「リフトアップして見せるには、塗り始める位置と、どの辺りまで広げるかの範囲をきちんと把握すること。残ったチークを額やまぶたにも入れるようにすると、顔全体が元気に見えてきます」
1.中指の腹の部分にチークをとり、黒目の外側と小鼻を結んだところにまずおく。そこからふんわりと勾玉(まがたま)のような楕円の形に伸ばしていく。
2.指先に残ったチークは輪郭にも。特に額やまぶたに入れてほんのりした血色を足すと自然と生き生きとした顔色になる。
「チークは大事なんだ!と再認識しました。’80年代はハケで頬に上向きに入れていましたが、今はふんわり丸く入れるのだな、と。今回、私はスックのオレンジ系を使用しています」(上田さん)
︱ MiMC ︱ ミネラルクリーミー チーク
乾燥が原因でくすみやすい頬を美容成分でしっかり保湿し、ツヤを与えてくれる美容液バーム。
︱ SUQQU ︱ ブラーリング カラー ブラッシュ
頬にのせてぼかしやすいパウダータイプ。濃淡ピンクが同系グラデーションとなったチーク&ハイライト。
5.パウダー
透明感ある肌に仕上げる。
最後に毛穴や凹凸などをカバーしてくれるパウダーも、メリハリをつけて仕上げることが大事。
「顔全体にバフバフすると粉っぽい印象になってしまうため、きちんとつける部分と薄めにつけるところを分けるようにして。このひと手間で、もちがよくツヤと潤いに満ちた若々しい肌感に仕上がります」
1.まずはスポンジにパウダーをとり、目の際、アイホール、眉毛にのせていく。そうすることで、後でアイメイクをするときに、色がきれいに発色する。
2.次にパフに持ち替え、顔全体にパウダーをつけて。その際には、ふわりとまとわせるようにすることがポイント。
︱ Koh Gen Do ︱ ザ・パウダー
99%スキンケア成分で構成されたパウダーは、メイクの下地や仕上げのみならず、化粧直しやナイトパウダーとしても24時間活躍。
︱ ドモホルンリンクル ︱ フェイスパウダー
余分な皮脂を吸着して、水分と油分のバランスを整えてくれる。光の反射を味方にしたソフトフォーカス効果で毛穴レス肌に。
普段着感覚でヘルシーな印象に。
ちょっとよそゆき顔に仕上げるなら。
『クロワッサン』1130号より
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