ベースメイクをする前に下ごしらえをしておく。大人の幸せベースメイク。
撮影・藤澤由加 スタイリング・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・レイナ モデル・怜花 構成&文・中條裕子
2.下地
肌に合わせて色味を選び、内側から外側へと伸ばしていく。
下地の色は元々の肌色に合わせるのが原則だが、なりたい印象によって変えるのもひとつの手。
「オレンジ色が肌になじみやすく、ヘルシー感を出したい場合におすすめ。よりメイク感を出したいときはピンクを使用するなど、日によって変えてもいい。透明感を出したいなら白を選ぶようにして」
1.額から鼻筋、両頬と顎に下地をのせる。
2.内側から外側へと伸ばしていく。自然と外側が薄くなり立体的に。両手で行うことで左右対称に広げられ、時短にもなる。注意したいのは、全体にベッタリと広げないこと。均一に塗ると平たく大きな顔に見えてしまう。
手にとって色を確認。「私の肌には普段はオレンジ系、華やかに見せたいときはピンクがかった下地がよいのですね」(上田さん)
︱ デルメッド ︱ プレミアム UVベイス
伸びのよい軽やかなつけ心地と白浮きのしにくさを実現し、透明感をプラス。天然成分をブレンドしたシトラスハーブの香り。
︱ RMK ︱ ルミナス メイクアップベース
色ムラを飛ばして、自然なツヤと発光したような明るさを肌にプラスしてくれる。もっちりしたうるおい感が特長。
︱ メディア ︱ メイクアップベースR
こちらのオレンジタイプは、肌のくすみや毛穴をカバーして明るさをアップしてくれる。健康的な肌に仕上げたいときに。
3.コンシーラー
血色とメリハリをプラスしながら気になる部分をカバー。
下地で肌の土台を整えたら、コンシーラーでメリハリをつけながら顔色を明るくしていく。
「イエローとオレンジなどがセットされたタイプが使いやすいでしょう。オレンジで自然な血色を足し、イエローを使って顔の中央の部分を明るくすると、より高いところが強調されて顔が立体的に見えてきます」
1.気になる目の下のクマは、目頭から斜め45度下にオレンジとイエローを重ねてのせる。
2.両手の薬指の腹を使って軽くなじませる。その際は、余計な力を入れないように気をつけて。
3.鼻筋と顎にイエローをのせ、今度は片方の薬指の腹で、優しくなじませていく。
︱ ケサランパサラン ︱ アンダー アイブライトナー
血流の色を再現するオレンジの血色カラーと、透明感をもたらすイエローのスキンカラーの2色が並んだコンパクト。
︱ コスメデコルテ ︱ トーンパーフェクティング パレット
左上は目元や鼻筋にツヤをプラスするグロウタイプ、他は色調の異なるコントロールカラーが3色セットされている。
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