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ベースメイクをする前に下ごしらえをしておく。大人の幸せベースメイク。

【2024秋冬 クロワッサン信頼コスメ ベースメイク部門】ちょっとした準備をすることでベースメイクはより楽にきれいに仕上がる! そんな極意をすっかり伝授します。料理研究家の上田淳子さんがメイクアップアーティストのレイナさんに教わります。

撮影・藤澤由加 スタイリング・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・レイナ モデル・怜花 構成&文・中條裕子

1.マッサージ

まずはほぐして血行を促し、土台を整えることが大事。

やるとやらないとでは、びっくりするほど顔が違うのでぜひ実践してほしい、とレイナさん。

「血流がよくなって顔がトーンアップすると、ファンデーションで肌色を調整する必要もなくなるので、元の肌をより生かすことができます。マッサージは痛気持ちいいくらいの力で行ってください。脇の下や鎖骨は、起きてベッドから洗面所に行く間に寝ぼけながらでいい。あとは、押すときに必ず息をフーッと吐くと、筋肉が緩むので効果が出やすくなります。マッサージ後はリフトアップ感も出て、顔が変わりますよ」

脇、鎖骨、首をほぐしてリンパを流す。

タンクトップ1万2100円(プレインピープル/プレインピープル青山 TEL.03・6419・0978) 
タンクトップ1万2100円(プレインピープル/プレインピープル青山 TEL.03・6419・0978) 

まずは脇の下の前側と後ろ側を、手でしっかりつかんでもみほぐす。次に鎖骨の上下を人差し指と中指で挟み、内側から外側へ滑らせる。どちらも左右両サイド行う。30秒から1分くらい、無理をせず痛気持ちいいくらいの強さで。

ベースメイクをする前に下ごしらえをしておく。大人の幸せベースメイク。

人差し指、中指、薬指を使い、耳の下から肩の手前まで優しくなでおろす。フェイスラインなど顔のマッサージの途中に何回か、この動きを取り入れると効果的。

指でフェイスラインをスッキリさせる。

ベースメイクをする前に下ごしらえをしておく。大人の幸せベースメイク。

ピースした指を曲げた状態で、人差し指と中指で顎先を挟む。そのままフェイスラインに沿って耳下まで、息を吐きながらゆっくりと指をすべらせる。

マリオネットラインを引き上げる。

ベースメイクをする前に下ごしらえをしておく。大人の幸せベースメイク。

グーの形に握った手の面の部分を口角横のマリオネットラインにあて、息を吐きながら歯茎のラインに沿って耳たぶまで両手をすべらせる。顔の重みを両手にかけると圧がかかりやすくなる。

コリやすい頬骨の下をほぐす。

ベースメイクをする前に下ごしらえをしておく。大人の幸せベースメイク。

グーの形に握った手の第二関節の部分を頬骨の下のくぼみにあて、息を吐きながら両手を頬骨の下のラインに沿って耳の手前まですべらせる。肩の凝りやすい人はテーブルに肘をついた状態で、自重を利用して行うとやりやすい。

眉頭のツボを押して目をぱっちりさせる。

ベースメイクをする前に下ごしらえをしておく。大人の幸せベースメイク。

眉頭のくぼみに両手の親指の腹をあて、息を吐きながら下からグーッと突き上げるようにプッシュして圧をかける。

眉の下のラインに合わせて指でもむ。

ベースメイクをする前に下ごしらえをしておく。大人の幸せベースメイク。

親指と人差し指で眉の上下をつまみ、息を吐きながら眉頭から眉尻へ向かってもみほぐしていく。

丸めた手で額を全力で引き上げる。

ベースメイクをする前に下ごしらえをしておく。大人の幸せベースメイク。

おでこのカーブに合わせて右手をあて、息を吐きながら眉上から生え際に向かって額をつかむようにして引き上げる。手を入れ替えながら交互に数回繰り返す。

すべての指を使って頭皮をもみ込む。

ベースメイクをする前に下ごしらえをしておく。大人の幸せベースメイク。

両手の指の腹を使い、頭全体を頭頂部へ向かって息を吐きながらもみ上げる。

凝りやすい耳まわりの側頭筋をほぐす。

ベースメイクをする前に下ごしらえをしておく。大人の幸せベースメイク。

両手の指の腹を耳上におき、息を吐きながら側頭部を上下に動かしながらほぐす。目のリフトアップにも。

仕上げに首の付け根を押しながらもむ。

ベースメイクをする前に下ごしらえをしておく。大人の幸せベースメイク。

首の付け根にあるくぼみの両脇に両手の親指をあて、押しながらもむ。息を吐きながら行うのを忘れずに。

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