眉の太さは黒目の2/3以上が美しい。【レイナの大人の簡単・きれい・メイク術】
撮影・嶌原佑矢 文・レイナ スタイリング・程野祐子 モデル・竹厚 綾
顔の印象を決める、一番のポイントはなんといっても眉!
歳を重ねるとともに、長年の表情癖で左右の高さに差が出てきたり、毛量が少なくなったり、白髪のようなものが混じってくることも。それに伴い、若い頃と同じ描き方ではなんとなく、ちぐはぐな感じがしてきてしまったりします。
特に『毛』は生命力のバロメーターであるため、眉があまり細すぎると元気がなくみえたり、年齢以上に老けてみえてしまうことも。
そこでオススメなのが、自分の黒目の2/3以上の太さになるように、ペンシルを使って優しいタッチで足りない毛を描き足していく方法。
顎を上げて鏡をみながら、眉下のラインをキレイに整えるようにするとうまくいきます。その際に、片側だけ一気に仕上げるのではなく、左右交互に同じステップを踏んでいくと、だいたい同じ形に描くことができますよ。
さらに繊維入りで透け感のある眉マスカラでカラーリングしつつ毛並みを増量! 地肌にはつけず、毛の表面だけを優しくなでるつもりで、眉頭から眉尻まで下から上に持ち上げて塗ると、フサフサした立体感ある若々しい眉に整います。
この夏はいつもの眉からバージョンアップしてみてはいかがでしょう?
1 ペンシルで隙間をうめる。
ペンシルの真ん中よりも後ろを軽く持ち、黒目の2/3の太さを目安に、足りない部分に描き足す。顎を上げ、眉の下側をキレイに描くと◎。
2 眉マスカラで毛並みを増量。
繊維入りタイプを使うことで、毛量が増えて見えフサフサと若々しく仕上がる。眉頭から眉尻へと、下から上に持ち上げるように塗る。
使ったのはこれ!
『クロワッサン』1122号より