触ることでお腹を整える、一日に2〜3分でできる腸もみ術。
一日にわずか2〜3分、お腹をもむだけで腸の働きが整う方法を、セラピストの真野わかさんに教えてもらいました。
撮影・青木和義 モデル・NOZOMI ヘア&メイク・遠藤芹菜 スタイリング・白男川清美 文・辻さゆり
基本の大腸もみ
大腸は小腸で吸収されなかった水分を吸収し、不要となった老廃物をもとに便を作って体の外に排出する、いわば体内のクリーニング役ともいえる臓器だ。ここをもむことによって、便秘や下痢といった排泄の悩みや、腸内環境を改善する効果が期待できる。
「大腸には5つの押すポイントがありますが、5カ所目には一時的に便を溜めるS状結腸があるので、ややしっかりめに押して、クルクルと小さな円を描きながら刺激するのがポイントです」
大腸もみは、呼吸も意識したい。
「息を吐くタイミングで押し、息を吸う間に次の場所に移動します。このリズムで行えば、そんなに早くはできないはず。最初は普通の呼吸で、慣れてきたら吐く息と吸う息の長さを2:1にすると、よりリラックス感が高まります」
〈 手の組み方 〉
〈 もむ順序 〉
1.右骨盤の内側
2.右肋骨の下
3.みぞおちの下
4.左肋骨の下
5.左骨盤の内側
こんなときは、こんなもみ方。 腸もみで、体が楽になる。
基本の小腸もみ、大腸もみのアレンジバージョンとして、悩み別のエクササイズをご紹介。
いずれも家事や仕事の合間に簡単にできるセルフケアです。
下腹ぽっこりが気になる。
便秘がち。
消化が悪い。
ガスが溜まる。
お腹が弱い。
ブラトップ6,500円、レギンス1万2800円(共にルルレモン TEL.0800・080・4090) シューズ2万2000円(ブルックス/アキレスお客様相談室 TEL.0120・89・4192)
『クロワッサン』1098号より
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