【パソコン、スマホ疲労対策編】体のプロも認める予防&改善グッズ。
セラピストに聞いた正しい選び方&使い方と、気になる良品を紹介。
撮影・黒川ひろみ イラストレーション・STOMACHACHE 構成&文・板倉みきこ
健康器具は、種類豊富で取り入れやすいのが魅力。でも間違った使い方をして、かえって症状を悪化させている人も多い、と整体師の樋川由紀さん。
「痛みやコリがある箇所は、悪い姿勢や体の使い方の間違いなどで筋肉が酷使され、筋繊維が炎症を起こして固まった状態。そこを直接グイグイ押してもほぐれず、さらに痛みを我慢して刺激し続ければ、症状を悪化させる可能性が高いです。
また筋肉は全身繋がっているので、同じ箇所を長時間刺激するのも間違い。肩こりなら、腕の付け根や鎖骨周辺、首の後ろや側面など、満遍なく刺激したほうが効果が出ます」
そこで今回は、樋川さんが挙げてくれたセルフケアに必須のキーワード「パソコン、スマホ疲労対策。」に合わせ、人気商品&話題商品から編集部が厳選。自分の症状や生活スタイルに合う逸品を見つけてほしい。
〈健康器具のこんな使い方に注意〉
◼ 力でグイグイ押す
◼ 同じ箇所を長時間刺激
◼ 痛いのに我慢して続ける
パソコン、スマホ疲労対策。
「スマホやパソコンの使用で手と目を酷使した結果、頭痛や肩こりを引き起こしている場合も。スマホの長時間使用で、手自体の握力が低下している人も見受けられます。疲れを溜めないよう、ケアを習慣化してみましょう」
手首を守ることで、腱鞘炎の予防にも。
●手首を守るクッションMAMO(マモ)
パソコンのマウスや、キーボード操作などで手首は酷使され、日々疲労が蓄積。ぬいぐるみの腕部分を手首に巻きつければ、ふかふか気持ちいいクッション部分が手首にかかる圧力を分散し、疲労を軽減。手洗い可能。
エアバッグともみ玉が丹念に手をほぐす。
●トール ハンドケア リュクス
大人気のハンドケアマッサージャーブランドが技術を結集させて開発した、ハイグレードモデル。21層のエアバッグの圧迫と収縮で、手首から指一本一本までしっかりとほぐす。さらに手のひら専用のもみ玉の回転がじっくりコリをほぐす。
目と耳が同時に緩むと至福の心地よさ。
●ルルドボーテ めめホット&EMS
やわらかく目の周りにフィット。約40℉の心地よい温熱で目元、耳を温め、EMS導電フィルムが、日中酷使する眼輪筋と側頭筋に働きかけてくれる。この2つのアプローチで目元や耳を心地よくケアし、目元がスッキリ。
頭を温めてほぐせば、深い眠りに誘われる。
●ニューピース モーションヘッド
寝る前の習慣に取り入れたい頭のケア。こちらは頭を持ち上げたり、包み込むようにプレスするなど、エステティシャンの多彩な手の動きを再現。刺激と同時に内蔵ヒーターの適度な温かさが加わり、じんわりと頭がほぐされる。
『クロワッサン』1086号より
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