生姜としらすで、トマトの和え物【吉田愛さんの減塩おつまみレシピ】
塩味をぐっと控えても、お酒が進む味を追求できる。「おつまみ＝塩がきいている」という認識を、がらりと変えるレシピを紹介。
撮影・黒川ひろみ
トマトの和え物
日本酒をぐっと美味しくする、滋味深いおつまみ。
ピリッとした生姜としらすの優しい塩味で仕上げ。
【材料（2人分）】
トマト 小2個（200g）
A［しらす 大さじ2、オリーブオイル 小さじ2、おろし生姜 小さじ1］
【作り方】
1.トマトはヘタを取り、一口大に切る。
2.ボウルにAを入れて混ぜ、1を加えて和える。
香り、旨味、食感を活かせば、 減塩でも絶品！
「おつまみといえば、塩味がきいていて、一口食べてグビグビッとお酒を飲んで……というイメージがあるかもしれません。もちろん、それも捨てがたいのですが（笑）」と笑うのは、唎酒師の資格を持ち、日本料理店で働いていた経験もある料理研究家の吉田愛さん。
「お酒を美味しくするおつまみに、必ずしも濃い味付けは必要ありません。ただ、塩を減らすなら、香辛料や香味野菜、味の出る食材の力を借りて、しっかりと素材の旨味を引き出すことが大切です。揚げ衣やナッツの食感を足してもいいですね」
素材が活きた、軽やかな減塩おつまみのアイディアを実践してみよう。
『クロワッサン』1076号より
